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カテゴリ:認知症の母
今回、実家に10日もいてたんで、母のヘルパーさんにも会うことができました。
当日、 ヘルパーさんが来る時間が近づくと父はいつも外出します。 父がいないほうが、母がヘルパーさんと話すからだそうです。 母はヘルパーさんやケアマネさんを“父の会社の人”と思い込んでいて、 嫉妬して話さなくなるのかもしれません。 月ちゃんを抱いて母とソファに座ってる時に、ヘルパーさんがやって来られました。 40代くらいの感じの良い女性です。 母は、「おかしいわ!!お父さんおらんのに!おかしい!おかしい!」 と黙っていたのに急に怒鳴り出します。 よくある事みたいで、酷い時は果物ナイフを振り回したこともあるそうで、 その後は危ない物は父が隠しています。 ヘルパーさんいわく、優しい時もあるそうです。 犬をなでて笑ってたり、食べてたパンを「半分食べ」と言ったり。 私がいてまずかったかなぁと思いながら様子を伺っていると、 母が急に私の手元から月ちゃんを奪い、自分の膝の上へ。 月ちゃんの手をそっと握ってニコニコしながらあやしだし、「孫なんです」と。 私以外の人が抱くと泣き出すことが多い月ちゃんですが、 泣かずにキャッキャッ笑っていて驚きました。 もう見ることは出来ないかもしれない様な瞬間でした。 (後で、父にこの事を言うと少し驚いて「自慢したかったんかな」と言ってました。) その後は、やっぱり鬼の形相で「お父さんおらんし、帰りー」と… ヘルパーさんに「認知症って、皆こんな感じなんですか?」と聞くと、 お医者さんじゃないんでという前置きをされ、 「よくある認知症の方とは少し違うかな。 お母さん、分かってるとこは分かってるんですよ」と。 ヘルパーさんの言う“分かってる部分”が何か、 その時の私にはよく分かりませんでした。 【井村屋】6月生まれの方に☆お誕生日にお赤飯を!「お赤飯の素」プレゼント!!←参加中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年05月12日 18時39分46秒
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