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カテゴリ:認知症の母
母は不要なものばかり買ってムダ使いするんで、母が外出したら父が後を
追っかけていきます。父は「それは買わなくていい」と母が買い物カゴに 入れたものを戻していくんで、母にとって父と一緒に買い物するのは面白くないはずです。 実家に滞在中、父が長年勤めていた会社のOB会に出席するため 外出した日がありました。 父がいなくなると母が途端に身支度をして出かけようとします。 調度夕方で陽も落ちていたんで、月ちゃんをベビーカーに乗せてついて行きました。 近所のスーパーへ一緒に行って、「お父さんのアテ」と言って マグロの刺身を何個もカゴに入れようとするんで、「1個でいいやろ?」と静止。 「母さんコレ買って!」と1.5Lのペットボトルのお茶をカゴに入れると、 重かったのかレジに直行(笑) 母は小さいペットボトルしか買わないんです。 マグロの刺身とお茶とパン…1000円ちょっとしか買い物してませんが、 お茶があるせいで買い物袋は重たくなっていて、 「お母さん、今日はいっぱい買ったねぇ」と声をかけると、気のせいかもしれませんが 母も満足しているように思えました 翌日、私が大阪へ帰る日。 父が所用で出かけるとまた母が急に身支度して、「買い物に行こ」と。 昼前で太陽もかんかんでり。ベビーカーは車に積んで父が乗っていったし、 月ちゃんを抱いて出かけるのもなぁ… 「ハイ」と日傘を渡してきて、母も日傘をさして玄関に座り私を待っています。 それでも暑さと月ちゃんを抱いて歩き回ることを考えるとどうしても 外出する気にはなれませんでした。 母が痺れをきらして一人日傘をさし外出。窓から除くと何度も後ろを振り返ってます。 何となく母に違和感を感じていたので、30分しても帰ってこないと心配になってきました。 父が調度帰ってきて事情を話すと、「いつものスーパーじゃないかも」と。 母は父の外出を何度も確認したり外の様子を見に行ったりしていたそうで、 こういう時は何かをしようとしていることが多いのだそう。 父といつものスーパーに見に行って、いつものスーパーは店員さんも 母を知っているのですが、母は来てないと。心当たりを探すも見つからず警察へ。 自宅で警察からの連絡を待っていたら、前にも母を保護したことのある婦人警官さんが 直接家に来て「●●町のコンビニのとこを歩いておられました」と。 父が迎えに行き母は無事に帰宅できたのですが、 母が外出してから既に2時間はたっていて、暑さのせいもあったかも しれませんが母が肩で息をして少し興奮ぎみでした。 何処かのお店に入って買いたいものを買えなかったか、何処かで何か失敗したのか… 父と真相を話していましたが真相は分かりません。 ただ、何となくなんですが… 先月から母が買おうとしている“ハンシン(←母が使う意味不明な単語)”は、 月ちゃんの誕生日プレゼントかもしれません。 コンビニの先には、母とよく買い物した“ファッションセンター●まむら”があります。 「ゴマの子はもう1歳」とか言う時がありますし。 そう思うと何度も振り返っていた母が切なくて、暑くても月ちゃんを抱くのが大変でも 一緒に行ってあげたら良かったと悔やまれてなりません。 母の入院も時間の問題。でも、もし次に帰った時、外出を嫌がる日もあるので 母が何かしたいタイミング出かけたいタイミングがあったら一緒に行ってきます。 実現できるといいな。
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Last updated
2011年07月23日 09時38分58秒
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