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カテゴリ:認知症の母
子供の頃の私は“聞かん子”だったとは思いますが、
幼心に母を怒らすのは恐怖でした。 小さい頃お砂場遊びをしていて子供同士で喧嘩になり、 私が石を投げてしまったところを遠くで井戸端会議をしていた母に見られ、 同じように石をぶつけられ怒られたり、「あいうえお」練習ノートをさぼって 外に詰めだされたり…怒られた記憶ばかりです また、母は人前で子供を褒めてくれず悪い(出来ない)ところばかりを話す人でした。 “人前でお母さんは私をけなしてばかり”そんな不満を子供心に持ち続けていました。 でも、私も母親になった今、人前で我が子を褒めれてないんです 友達に、「月ちゃん肝がすわってるというか、積極的よね」 と言われても、「いや~、単に我が強いだけよ」と返しちゃってますから。 人前で我が子を褒めるって、ちょっと照れくさいです。 それに、親は子供の出来ているところより出来てない部分に 目がいってしまいがちですし。 子育てをしていると、母との思い出が蘇ってくることがしばしばあります。 ほとんどは“怒っている母”です。 認知症もすっかり進行し直接母に聞けなくなったんで、 当時の母の思いを勝手に想像してます。 あの時は恐かったけど、そこにはたくさんの“愛情”があったんだろうなと。 書籍「最後だとわかっていたなら」を30名にプレゼント!←参加中 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011年08月14日 17時59分25秒
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