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カテゴリ:勝手に『おすすめ』
病気になってから難しい本や、あまりにもの感動作の本や番組、映画、は苦手だ。
あと、『考えさせられる系』も苦手である。 もともとはテレビもノンフィクションやドキュメンタリーなのが好きなのだが、病気になってから不便なもんで、過度に気持ちが入り込むような感じで、パニック発作を誘発するからだ。 なんつーか、主人公に一体型し過ぎて、しばらく元に戻らない、引きずられた感じ。気持ちが元に戻るまでしばらくかかる間に、発作の前兆のような感じが出る。そりゃ、参るのであります。 (きっと、役者だったらとっても便利な体質だろな~。役になりきれそう。フフッ!) そこで好きになり始めたのが、いわゆる「エッセー本」。 なんともない、エッセー本である。 サラッと読めるのがいい。 まあ、笑わせて頂けると、更にいいわけ。 で、脚本家で、女優の小林聡美さんのダンナである、三谷幸喜氏のエッセーが、ちょうどご希望に沿っているのだ!! 彼は喜劇をこよなく愛する脚本家なので、まず視点が面白い。それは本人がちょっと良いズレ方をしているからだろう。 客観的な部分でも面白く、主観的描写も面白い。 私は一人でテレビを見たり、本を読んだりして、声に出して笑うことはそうめったにない。 しかし、笑っちゃうんだよね~!! ホントに。 朝日新聞に連載してるらしい文をまとめた、『三谷幸喜のありふれた生活』シリーズも面白くて全部読んでしまったが、『オンリー・ミー~私だけを』という本と、色んな人との気まずい対談集の、ずばり、『気まずい二人』というのが気に入っている。 ほのぼのしつつ、笑える。たまに切なかったり。 それでも笑える。 しかし、彼は本当は自分の作品を鑑賞してもらいたいのだろうが、私はまずは彼のエッセー本にハマった。 舞台とか見に行きたいけど、今はお金が・・・・ないので。 ★★★ 疲れたときや病気の時は、昔は、自分を奮い立たせるような刺激を求めたが、最近は一旦そこから頭を離している。 そんなときには、とってもおすすめな、三谷氏の本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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