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テーマ:仕事しごとシゴト(23735)
カテゴリ:coaching
クライアントの客室乗務員のアトちゃんは、最近心から感動しました。 昨年の夏休みに、老夫婦が、新千歳空港から羽田に乗る便でイロイロな観光地の絵葉書が入ったポケットアルバムをなくされました。 声をかけられたのは、飛行機を降りるところでした。 もう一度、機内に戻って探しましたがありません。 アトちゃんは両方の空港~機内清掃会社を通して探してもらいましたが、ありません。 ご主人が定年退職されてから、国内旅行を十一回したそうです。その観光地で買い集めた二十八枚の絵葉書です。中には、パイロットのサインなどしてもらいました! 「思い出の品なんです。」 アトちゃんは、後で見つかったとき用に会社の書類に連絡先を書いてもらいました。 気掛かりだったアトちゃんは、セッションでその話ばかり。 じゃ、何ができるか? 「あのご夫婦を喜ばせたい」 その後のフライトで滞在したら観光地まで出かけ絵葉書を買い、知らない間にアルバムを作ってました。有名ところのパイロットに理由を話しサインしてもらいました。 一ヶ月かかり、やっとそのご夫婦に送りました。手紙を添えて。 すると、温室みかんを送っていただきました。秋でした。 今年の6月七日、また手紙が来ました。奥さんからでした。ご主人が他界されました。仕事一筋だったご主人が最後に二人でまわった国内旅行を思い出しては、病床で痛みに耐えてました。そのベッドの脇には絵葉書アルバムがありました。見かけが自信無いからとご主人はあまり、カメラに自分が収まらずプロの取った観光名所絵葉書を眺め思いを巡らせてました。みやすく、あなたの思い出もありましたが、棺桶におさめさせていただきました。 せっかくの努力が灰になりましたが主人はあちらで喜んでます。 「飛行機を降り、すぐに相談したのが、あなたでよかった。」 アトちゃんは、コーチングを受けていてよかったです。と、言ってくれました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 24, 2009 11:56:23 PM
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