The Phantom of the Opera
映画を観にいった。オペラ座の怪人まだ、乗務員をしていた時に始まって、ロンドン滞在中一度も減額チケットにならなかったミュージカル。一度はキャンセルチケットをもとめて、並んでいたのに駄目でした。その日はカルチャー・クラブのボーイジョージが見に来ていてタクシーからおりるすがたを見ましたが・・・。当時は、歌姫の主役をいとめたサラ・ブライトマンにロイド・ウェーバーが恋に落ちて結婚というスキャンダルつき。でもすぐに離婚しましたね。ブライトマンは14オクターブの声域をもつ・・・ということで今も来日しては単独コンサートしてます。今度の主役の女の子が抜擢された理由に「ファントム~」を知らなかったということにロイド・ウェーバーが喜んだというのも納得。そんなスキャンダルがある監督の下で19歳の女優も「色眼鏡」なしで取り組みたかったのでしょうね。で、自分はとうとう帰国寸前に珍しく全額払って舞台で91年にみることができました。毎週、オペラやらミュージカルやらお芝居やら行っていたので、ある種「ファントム」は特別扱いだったのです。やはりこれはミュージカルの中ではぬきんでている・・・と、感動したのですが、映画は完璧すぎてぜんぜんでした。がっかり。何故でしょうね?シャンデリアが落ちてくるなどに臨場感がなかった。劇場になったHer Majesticという劇場はオペラ座のように何階にもなった高さがあり、ストレート・プレーをするHay Marketなどのように平坦で広い所とはつくりが違う というのも理由のひとつ。舞台はイマジネーションで語るところが多く、グロテスクにご丁寧に怪人の生い立ちや顔を描きすぎた映画が食傷気味になった原因かも。たまには、日記書かせてもらいました。実はミュージカル・オペラ・映画ファンです。