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カテゴリ:雑感
モーニングショーで高級シニアレジデンスの特集をしていた。
高級ホテルのような豪華版で、温泉大浴場、プール、高級レストランがある。 そして目玉はすぐ近くに東大病院、聖路加病院につぐ日本で3位の亀田クリニックがあり連携しており、急な病状にも対応できるのがいい。 廉価版でも6000万円で、月の管理費が約20万円だ。 私が滞在している北海道の滞在型農園の住居が賃貸で年間23万円に比べて雲の上だ。 インタビューされていた住人は清楚で身なりもきちっとしており、しゃべりも上品だ。 おそらく富裕層だ。高齢者なら6000万円はローンで払えないだろうから、即金で払える人だ。 日本にはこの手の「誰が買うのだろう」と思うような飛びぬけて高額の商品が多くあるが 売れている。 JR九州の豪華列車「ななつ星」にもその感はあった。1回の旅行が100万円から200万なのに なんと予約でいっぱいだ。 その時に感じた。日本の5億円以上の金融資産を持つ富裕層は2023年時点で149万世帯だそうだ。つまり「ななつ星」に難なく乗れる人が149万世帯いるわけだ。順番に乗っていっても しばらくは満員だろう。 仮に149万世帯の1/5の30万世帯が「ななつ星」に乗りたいとしたら、「ななつ星」は1編成10室で、月に4回ほどの運行なので、30万世帯が乗るには毎回満室でも625年かかることになる。 逆に「ななつ星」への投資を売り上げが上回るまでに20年かかるとしたら960世帯が乗れば採算が取れる。 世の中に「誰が買うんだろう!」と思う超豪華商品があるが、十分売れるのである。 一般庶民には関係ないが。 高級シニアレジデンスも149万世帯が入るにはまだまだ足りにないことになるし、 いくら作ってもまだ売れるのだ。 切ない。 ルポ 超高級老人ホーム【電子書籍】[ 甚野博則 ] にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.18 06:14:15
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