きょうは映画についてちょっと。
　管理人は映画が好きです。

　先週、朝と夕方に東京方面で所用があり、その間家に帰るのもちょっとムダかな、という日が一日あったのです。
　その間に、そうだ、たまには映画館で映画を見よう！という事で、早速検索です。
　ラブコメなんかでは寝てしまいそう。ミラ・ジョボヴィッチ好きだからウルトラヴァイオレットっていう手もあるんだけど、バイオハザード見てないからそっちから先に見たいしなぁ。
　二千円近く払って見る価値ありそうな映画はないか！？という事で、結局見ることにしたのが『ローズ・イン・タイドランド』という映画でした。
　都内では二軒しか上映されている所がない。まあ、なんか、通好みの映画なんだろうなぁ、という予感はあったのです。少女が主人公なのにR－１５っていうところも、何でかな？って感じだし。
　監督はテリー・ギリアムという人です。この監督の作品は初めて見ます。
　
　私、スティーブン・キングとかティム・バートンとか、デヴィッド・リンチなんかも好き。
　特にティム・バートンの『シザーハンズ』なんかが大好きです。山の上の中世の古城みたいな所が舞台でファンタジーなのに、お城の麓の町はいきなりアメリカの建売住宅が立ち並ぶ新興住宅街だったりするところがたまらない。
　若い頃のジョニー・デップが、切ないシザーハンズを好演しています。この人、役者魂が素晴らしいんですよね。
　ジョニー・デップ好きな人、ホロリとしたい人には、ほんとにお奨めの映画です。

　まあ、こういった感じで、ホラーファンタジーなんかはドツボに好みなんです。
　しかし、『ローズ・イン・タイドランド』は、今まで見たどんな映画とも似ていませんでした。
　ネタバレになってしまうといけないので多くは語りませんが、大変な意欲作であることは確かです。
　グロテスクで異常な世界なのに、とても美しい。
　すんごく面白いんですが、日常世界から一気にこの世界に入れ込めないと、ちょっと楽しめない事もあるかも。
　思考実験的にも面白いところがあるので、そういうのが好きな人にはお奨めです。
　原作があるのですが、そちらも素晴らしいので、読んでから行っても行ってから読んでも楽しめると思います。
　あ、それから、主役の名子役女優、ジョデル＝フェルランドちゃんの次の出演作は、『サイレント＝ヒル』という映画で、知る人ぞ知る有名なゲームが原作だそうです。私は知らないけど^_^;
　
　『恵比寿ガーデンシネマ』っていう、恵比寿ガーデンプレイスにある映画館で見ました。
　とても気持ちのいい、高級感漂う所でしたヨ、映画館も、恵比寿ガーデンプレイスも。
　ガーデンプレイスはJRの恵比寿の駅から動く歩道で結構遠いんですが、都心なのに空が広く見えます。広場の周りにレストランがいくつもあって、戸外で食事が出来る様になっています。広場の真ん中にはラベンダーがたっぷり植えられていて、風に乗って良い香りが漂っている。広場の随分高い所に透明の屋根がかかっていて、雨でも大丈夫。広場を取り囲む建物は、一階部分が回廊になっていて、雨に濡れずに歩けます。レストランは、おしゃれなカフェからマックまであり、幅広いニーズに対応してくれそうです。

↓原作本が楽天ブックスにあったので…（11月18日記）