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カテゴリ:ロハス・LOHAS@私流
私が子供の頃に、日本は高度成長期という時代に入った。
生活がみるみる便利になり、食生活が「豊か」になり、その代わり、都心部にだってたっぷりと残っていた『となりのトトロ』の様な世界があっという間に文明に侵食されて行くのを味わった。工業化のあおりで様々な汚染物資の被害が「公害」という言葉で社会問題になった頃でもあった。 母は「美味しければ健康にいい」という大らかな思想の元に私を育ててくれ(今でもそれは一理あると思っているけど)、私もそれに答えて美味しいものをたらふく食べてノンキに成長した。 食べ物の安全性、なんて事は、若い頃はコレッポッチも考えていなかった。 子供を授かった時までは。 保健所で母子健康手帳をもらって、出産準備の為の母親教室かなんかに通ってみて初めて、母親が食べるものが胎児の体を作るんだ、と認識する様になった。しかも、胎児の体に影響するものは、母親がその時食べているものだけじゃないらしい。それまでに母親の体に蓄積されて来た化学物質なんかも、栄養と一緒に胎児の体に入っちゃうんだって?! どうせだったら、中学や高校の家庭科の授業かなんかでもっと添加物や農薬汚染なんかの事についても教えてくれていたら良かったのにー! 加工食品大好きで、何が入っているのか分からないもの一杯食べちゃったじゃないか 食品添加物って、気になりだすとキリがないんだな。 子供達が幼い頃は、小さい体には出来るだけ安全な食べ物を、と、頑張っていた。無農薬の野菜を共同購入したり、「食べてはいけない」みたいな本を読んだり、原発事故が起こったら広瀬隆さんの本も買って読んでみたりした訳です。 もう子供も大きくなって、この頃ではちょっとサボリ気味かな。 以前は薬品処理をして出来るんだと聞いて、種無しぶどうも子供に食べさせなかった頃があったなあ(遠い目) 今、私の隣にムシャムシャお八つのデラウェアを食べている息子がいる・・・ きょうのお昼は焼きうどん。 国産小麦の生協のうどん、豚の切り落とし、ピーマン、 人参、玉葱、しめじ、さつま揚げ。 ピーマンの切り方が粗いなぁ。 うどん三玉分を子供二人でペロリでした。 【楽天市場】本・雑誌・コミック >楽天ブックス、今ならどんな本でもいくらでも、送料無料 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.02 06:14:01
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