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テーマ:ママの気持ち(580)
カテゴリ:ロハス・LOHAS@私流
きょうお知り合いになった、ある年配のご婦人にお勧めされた、この本。
脳内汚染 紹介して下さった方がおっしゃるには、精神科医が、凶悪な犯罪を犯した少年などの研究に基づいて書いた本だそうです。テレビゲームに熱中する事が脳には麻薬と同じ作用をもたらし、脳そのものの構造を変えてしまう、ということらしい。中国などでは、ヴァイオレンス表現が顕著なゲームなどの規制がとても厳しいとか。 こと、本に関してはAmazonの方がレビューが圧倒的に多いので、そっちを覗いてみたら、評価が真っ二つにわれていますね どちらかと言うと、低い評価をしている人のレビューに人気が集まっている様でした。 低い評価をしている人の意見の中で、なるほど、と思ったのは、何かに夢中になると、脳内には快感物質であるドーパミンが放出される事は良く知られている事であり、ゲームに熱中する事で生じる麻薬作用だってつまりはドーパミンの放出であって、それはスポーツであれ、読書であれ、何に夢中になっていても同じ様にある事だ、という意見。 (本への批判にはなってはいないかも知れないんだけど、テレビゲーム自体は最近飽きられる傾向にあって、販売数なども落ちている、という意見。「クラッシュバンディクー2」「クラバン・レーシング」と「究極の倉庫番」を全クリしてしまった私ですが、全く同感!いくら3Dなんかが発達しても、ゲームの面白さの本質とあまり関係のないところしか発達してないんだな、これが。本当の面白さは、意外と単純なところにあると思う。『数独』なんかが流行るのも、すごく納得できる) マスコミに先導されてゲームに非難の矛先が向いている、という意見には、あまり説得力はなかったかな? 私としては、発達心理学的な観点から見て、やっぱり幼い子供には、あまりテレビゲームには熱中させたくない、と思う<`ヘ´> 赤ちゃんを育てた事のある人なら分かると思うのですが、人間は生まれてすぐは、何も見えないし、聞こえない。 視力も聴力もあるのだけれど、目や耳から入った刺激を、脳の中で認識する準備がまだ整っていない。例えば、人間の顔を見てそれが人間の顔だと認識する能力はデフォルトの人間にはまだなくて、人間の顔を何度も何度も見て声をかけられて、脳の中に初めて人間の顔を認識する回路が出来て、ようやくそれを人間の顔だと認識する事が出来る様になる。 こういう発達過程って、赤ちゃんの時だけの事なのでしょうか? 人間の脳って、いつもシナプスっていう回路が繋がったり切れたり、新しく生まれたりしている。 大人だってそうなのに、発達過程にある子供の脳は、ものすごい勢いでシナプスが繋がって行っているワケなんです。 テレビゲーム、殊に現実との区別がつきにくいほど精巧に出来たゲームにドップリと漬かってしまうと、どう?? やっぱり、現実の世界って、どうやったって、ゲームの世界よりも、自分の意のままにならない事だらけだよ。 ゲームには、元から決められた解決方法があるけれど、現実の世界には決まった解決方法なんて存在しない。 どんなに複雑に出来たゲームだって、現実の世界よりはイージーで、だからこそ楽しめるワケで・・・ 子供にはゲームを通して友達と競い合ったり仲間になったり、っていう側面もあって、すべてを否定したい訳ではないのですが、ゲームだけが友達なんていう悲しい事にはしたくないかな、少なくとも。 外で遊ばせると、ヘンな人や危険に遭遇するといけないので、家でテレビゲームでもやらせとけ、っていう世の中にだけは、絶対になって欲しくないな、と思うワケです。 【新品】ニンテンドーDSDS らき☆すた 萌えドリル(通常版) アスク 多湖 輝の 脳を育てる算数ジム ギフトオルゴール~モーツァルト・コレクション 生誕250年記念 おやじの活力 超 右脳力ゲーム ハード数独(9) ハード数独(10) 【PSP】カズオ 日本版 【GBA】ドクター数独 北米版 押して頂けると励みになります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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