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カテゴリ:放射能汚染
NHKの、「キッチンが走る」っていう番組が大好きだった。 腕利きの料理人達が、地産地消をとことん追求して腕をふるい、 素材を提供して下さった生産者さん達をお招きして賞味して頂くという構成。 杉浦太陽のとぼけた味も良かった。 3・11の地震以来、放送されていない様だ。 あれ、また放送できる様になると良いなあ。 私の住んでいる所は、都市部なのだけれど畑もあり、農家の直売所なんかもあったり、 いつも行く生協でも、地元農家が朝収穫した野菜が売られていたりする。 地元で収穫した物を食べて行く、というのは、流通にかけるコストが少なくて済む、という事もあるし、 何よりも、みんなで暮らしている地域の食品の安全性に責任を持つという事、 ひいては、その土地自体が安心して暮らせる場所であるという事実に、 みんなで胸を張って誇りを持って行く、という事なのではないだろうか。 しかし。 この愛する日本で原発の事故は起こってしまい、 夢であってくれれば良いと思うのだが、 大好きな空にも海にも、放射性物質は拡散し続けている。 日本は雨が多い国、川の流れも急な国だ。 私は地面の汚染は、もしかしたら暫く待てば、 それほど深刻にならずに済むのではないだろうか、という 希望的観測を抱いていた。 本当の事を言うと、ハウス野菜は嫌いだ。 本来その季節にとれる野菜ではないからだ。 でも、放射性降下物の影響を考えると、 今はある程度ハウス野菜を食べて行くしかない。 農家の方たち、もし出来れば、次の雨が降る前に、 ビニールシートで耕作地を覆えないだろうか??? 今朝の朝ズバッで、福島第一原発の放射能汚染について、 バリウムの放射性同位体が検出されていて、 という事は、ストロンチウムも放出されてしまっている可能性がある、と、 専門家の方がおっしゃっていた。 ヨウ素の濃度が半端ないのも怖いが、 ストロンチウムは大分手ごわい相手なのではないか。 特に海が汚染されてしまうと… ストロンチウムは、体の中に入ると、カルシウムの代わりとして働く様になる。 日本は、土壌の中のカルシウム含有率がヨーロッパなどに比べると低く、 その分、海から獲れる食べ物に依存する率が大きくなる。 カルシウムとして働く、という事は、骨に定着してしまうという事だ。 骨の癌とか、白血病になる危険が増える。 余談だけれど、我が家で愛用中のブリタは、 ヨーロッパで使われている物とはカートリッジが違うのだ。 ヨーロッパは、土壌のカルシウムなどが多いため、 水道水中のミネラルが多く、硬水である場合が多い。 例えば、同じヨーロッパのミネラルウォーターでも、 コントレックスは硬水、ボルヴィックはミネラルの含有率の低い軟水だ。 飲んでみると分かるけれど、コントレックスはあまり飲みやすいとは言えない味だ。 この沢山のミネラルを取り除いて美味しい軟水にするため、ヨーロッパのブリタは、 日本の物よりも、多分、イオン交換樹脂などを多めに使用しているのではないかと思う。 気休め的に浄水器を使うにしても、ヨーロッパ仕様の物を選べるのなら、その方が良いのではないかと思う。 「風評被害」が広がって、 野菜の出荷制限が、県単位ではなく、町単位になったのはちょっと進化したけれど、 今の「暫定基準値」というのが、 それぞれの物質毎に、どんな場合のどの数値と比べて設定されているのか、 どの野菜をどこからとって、何株テストした中の何株からその値が出たのか。 どの放射性物質について、どの程度の精査をしてでた値なのか。 その程度の事は発表してもらわないと、 その上で、売れなかった野菜や魚は、みんな政府が買い上げて処分するくらいの事をしないと、 風評被害、なんて、消費者が悪いみたいに言われても、 世界一神経質で、原爆の被害国でもある日本の消費者が、 いきなり口をこじあけられて放射能を食え、って言われても、 無理な話なのではないの?? そもそも、こんな地震国に原発作っちゃったのが間違いだったんだと私は思う。 この辺りでは福島の産物はあまり売られていないけど、 いつもお世話になっている、茨城や千葉や栃木、群馬、埼玉の農家の皆さん、 東北や千葉の漁師さんたち、 ありがとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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