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2011.04.20
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カテゴリ:食の安全

 浄水器のフィルターの比較表を作ったのですが(ここです)、あの表に載せたフィルターは、中味は全部、活性炭とイオン交換樹脂で出来ています。BWTのフィルターは詰め替え用の物があり、その内これも買ってみて、中を見てみたいと思っているのですが→、今までずっと使ってきたブリタ君の中味は一体どうなってるの?と思って、交換した使用済みのフィルターを壊して見てみました。↓


RIMG0923.jpg
 白くて丸いのがイオン交換樹脂の粒、黒いのが活性炭ですね。
 イオン交換樹脂はもう少し大きい粒なのかと思っていたら、小さくてちょっと意外でした。そして、やっぱり層になっている訳ではないので、これはプラスイオン、つまり、主に金属イオンを交換する為の樹脂なのではないかと思います。多分、マイナスイオンを交換する樹脂と、プラスイオンを交換する樹脂を混ぜて詰めると、お互いが干渉しあってうまく働かないのではないかと思われるからです。
 活性炭が多いのは、やっぱり日本の水質に合わせてあるからなのではないかな?と思います。BWTの中味も、同じ様な感じの様ですね。こちらのショップページには、BWTのフィルターの中味の写真が分かりやすく載っています。


 私が何故こんな事にこだわるかは、原発事故と関係があります。
 そのあたりについては、4月10日の日記、ちょっとアホな文章になってますが、4月1日の日記などを、よろしかったら合わせてお読みください。

 私が現在使っているのは、ブリタとライカのフィルターです。
 ブリタは元々使っていて、まだ交換の時期になっていないので使っています。
 ライカは、イタリアの浄水器のメーカーで、硬水も軟水にしてくれると言うことで、金属イオンの除去力が強そうだと思って使っています。(セシウムもストロンチウムも金属なので)
 お料理にもお水をじゃんじゃん使ってしまうので、ブリタ二台とライカのフィルターをつけたBWT二台で回しています。
 BWTのポットを買ったのでBWTのフィルターも持っているのですが、それはまだ使っていません。
 その内、三つを比べて、利き水をしてみようと楽しみにしています。

        

 昨日は雨でしたが、各地の放射線モニタリングポストの数値を見ると少ししか上がっていないので、空気中に漂っている放射性物質の量は大分減って来たみたいですね。
 でも、まだ水源地の土壌に放射性物質が降り積もっていれば、雨の度に水道に流れ込んでしまうはずなので、地域によっても違うでしょうけれど、特に小さなお子さんがいらっしゃる方は気をつけて下さいね。
 
 私は、特に、体に入ってしまうとカルシウムと同じ働きをしてしまうストロンチウムが怖い。いつも覗いている武田先生のブログによると、ストロンチウムは空気中にはあまり飛び散らなかった、ストロンチウムは海の中、というお話もあるのですが、以前は確か、セシウムが飛んで来た所はストロンチウムのある可能性もあるとおっしゃっていたので、やっぱりしばらく注意していた方が良いと思います。

 できれば、酪農家の方なども、牛飲馬食の牛さんに飲ませるお水などにも気を付けて下さると、とても嬉しいと思っています。
 





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Last updated  2011.04.20 17:02:21
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