グラントアオープン第1回記念行事
昨夜、突然、グラントアなる文化施設が10月8日にオープンしたことを思い出しネットで検索したところ、なんと、かの小沢征爾音楽塾のオペラプロジクトの手がける「セビリヤの理髪師」の公演があるじゃありませんか・・・飛び上がる思いで、チケット購入申込をと画面に目を転じると、こはいかに立見席まで完売天国から地獄とはこの事でしょうね。気を取り直して精査しましたところ、私には縁のなかった「エルミタージュ」美術館展なるものが開催されているとのこと、オペラ観劇の夢が霧散した腹慰せに、ままよと20日早朝から、かみさんと2時間を費やし、益田まで車を走らせました。会館はオープン間なしもあって外観は石州瓦のイメージを基調としたのでしょうか、赤がわらに深みのある褐色をおびた、どっしり感のある格調高い建築物、しかし初めて訪れた私共には入り口が分からず右往左往やっとのおもいで念願の会場にたどり着き、ガイドのレコーダーに導かれるまま足を運びました。約400年の美の移り変わり絵画にも時代の流れにより宮廷お抱えの肖像画からカメラの出現による画風の進化?微細な描写から心の表現?への移りかわり・・よわい75年にして美との対面に感慨ひとしお、でした。これを機会に美との出会いを深めてゆきたく思っています。