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こころの深夜便

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2008.06.22
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カテゴリ:カテゴリ未分類
喫茶店の隣の席で若い女性2人が

インドの話をしていました。

「インドはいいよね~」

「インドのこんなところが好き」

ところが同じ事をしゃべっているのに

伝わり方がなぜか違うんです。

聞いているうちにその理由が分かりました

1人の女性は実際にインドに行ったことがあり

もうひとりの女性は、今度、行くらしいのです。


同じ言葉をしゃべっていても

言葉の重みが違ってくるもんですね。

知識としての言葉と体験からの言葉は

厚みがやはり違うと思うんです。


こころの関係にもよくあることです。

こころに関して、あふれるほどの知識を

持っている方がおられます。

「それはこういうことですね」

「それはこれにあてはまりますね」

頭の中でこころ理論が整備されていて

知識としての理解は見事にできています。


しかし、現実はどうかというと

あまりうまく行っていない。

きっと何かの知識が足りないからだと

ますます、こころ理論を追い求める。

この悪循環を繰り返していきます。


こころのテーマに取り組むことは

同じぐらい現実での実践も大切です。

両者のバランスを取ることが必要です。


こころの問題はいくらでも

複雑にしていくことができます。

それをシンプルにしていくのは、

実践であり、体験なのです。













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Last updated  2010.06.02 04:06:01



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