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テーマ:0歳児のママ集まれ~(7661)
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最近母が 着物の整理をしだした。
毎日毎日・・・出てくる出てくる。昨日も、ベンジンで染み抜きをしては 干し広げる着物。 とても大事そうに扱う母。 『そんなにあったって 着ないんだから どんどん処分すればいいのに~』と、私が言っても、『コレは 最高級の着物なんだよ』と言って、大事そうに大事そうに 作業を進めていく母。 今日は今日で 母の嫁入り時、母の母から支度してもらった羽織やら着物、襟巻きなど・・・干してあった。 ・・・・・・・・ その中に、何十年ぶりに顔を出しただろう小さな 小さな着物(私の姉が誕生した時 親戚のおばさんに作ってもらったもの)が出てきたのだ。それを 母が私に見せてくれた。 一見、鮮やかな色ではあるが 模様がとても古めかしく 所々に染みはある・・・ よく見れば 紐も手縫いで・・・とにかく(ふるいな~)と言う感想しかなかった。 けど、その着物がここにある所以を母が語った。 最近母が干して手入れをしている着物も、小さな着物も 母のおばさんに当たる人が一つ一つ作った(手縫い)着物なのだ。 ものを大切にするおばさん。 そんなことを聞いて 着物をひっくり返してみると、それこそ1ミリとずらす事無く きっちりと縫いこんである。 私には出来ない。それこそ裁縫の達人技としか思えないほどのモノだった。 初節句にきもの・・・買う事は簡単だけど この着物は おばさんの優しさがこもっているんだなぁ・・。 そのおばさんは(と、言ってもおばあさんだけど)3年ほど前に亡くなっている。 そうだ!40年ぶりに 娘に着せてみよう! と、今日は総練習に着せて見ました。 家も古いし 馴染んでるかな お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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