KUROうさぎの「コンサートを聴いて」へようこそ!
コンサート(オペラ、シンフォニー、コーラス等)の備忘録として書いていきます
テーマ:好きなクラシック
カテゴリ:オペラ
鑑賞日:2024年11月10日(日)14:00開演 入場料:12,000円(S席:1階I列) 【主催】(財)ニッセイ文化振興財団[日生劇場] NISSAY OPERA 2024 オペラ「連隊の娘」 ドニゼッティ作曲 全2幕(フランス語上演・日本語字幕付) 会場:日生劇場 スタッフ 指 揮 :原田慶太楼 演 出 :粟國 淳(日生劇場芸術参与) 美 術 :イタロ・グラッシ 照 明 :稲葉直人(A.S.G) 衣 裳 :武田久美子 ヘアメイク:橘 房図 振 付 :伊藤範子 音 響 :山中洋一(サウンドわいわい) 字 幕 :本谷麻子 特殊衣裳・小物イラスト:山田博之 対訳・台本作成協力:石川裕美 演出助手:生田みゆき、橋本英志 振付助手:宮城 文 舞台監督:山田ゆか(ザ・スタッフ) 合唱指揮:三澤洋史 副指揮 :根本卓也、湯川紘惠、平石章人 コレペティトゥア:平塚洋子、三澤志保 原語指導:大庭 パスカル、根本卓也 宣伝美術:秋澤一彰 宣伝イラスト:サイトウユウスケ 管弦楽 :読売日本交響楽団 合 唱 :C.ヴィレッジシンガーズ 出演 マリー :熊木夕茉 トニオ :小堀勇介 ベルケンフィールド侯爵夫人:鳥木弥生 シュルピス:町 英和 オルテンシウス:森 翔梧 伍 長 :市川宥一郎 農 民 :工藤翔陽 クラッケントルプ公爵夫人:金子あい 公証人 :阿瀬見貴光 従 者 :大木太郎 感想 日生劇場でドニゼッティ「連隊の娘」公演があるとのことで、少し寒くなった曇り空の下、日比谷へ向かった。 パリのオペラ=コミック座の依頼で作曲されたオペラ・コミックのためフランス語上演。客席は満席。 5分押しで客席暗転。指揮者登場で序曲が始まる。明るい旋律でワクワクさせる。第1幕はチロル地方の村の場面、背景はジグゾウパズルにアルプスの山並みが描かれ、一部ピースが抜けている。上手には木製の小屋と大きな熊、下手には大きな本。 兵士たちは、おもちゃの衣装と動きで、大きな本から登場。公爵婦人、召使は、絵に書いた2次元の衣装で着せ替え人形。積み木で出来た汽車。 トニオも軍隊に入隊すると、筋肉隆々のヒーローの様な被り物で登場。 第2幕のパリの伯爵夫人の館は左右奥の布製の壁に家具や絵が書かれており、兵士たちは布をめくって登場。貴族たちの衣装も2次元の着せ替えで。 天井から吊るされたシャンデリアは金色の気球と端々まで子供のおもちゃの世界で表されていた。 音楽は楽しく、オケがどんどん引っ張って行く印象。 歌手はトニオ役の小堀勇介がハイCを連発。1幕「ああ!友よ、何とめでたい日々だろう」ではアンコールまであり。 タイトルロールの熊木夕茉は今回がオペラデビューとのことだが、堂々とした演技と素晴らしい歌声で、オケや合唱の大音量の中でも美しい高音が聞かれた。 二人の二重唱や、シュルピス役の町英和との三重唱もバランス良く響いていた。 オペラ・コミックでフランス語のセリフが多く入り、貴族らしい言い回しなど工夫されていたものの、ここまでメルヘン的な演出であれば、日本語の方がより楽しめた様に思えた。 来年の日生オペラは11月に、マスネの「サンドリヨン」が予定されており、オーディションを経て山下裕賀などが出演予定で、今から楽しみに。 End お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.11 20:14:01
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