LFJ2010を振り返って
GWのクラシックイベントLFJ2010が終了した。今年の公式結果発表が出たので、昨年の比較表へ追加。年 回期間テーマ来場者数チケット 販売数 有料/無料 公演数2005年 第1回4/29 -5/1ベートーヴェン と仲間たち324千人109千枚120/209 2006年 第2回5/3 -5/6モーツァルトと 仲間たち695千人160千枚145/377 2007年 第3回5/2 -5/6民族の ハーモニー1,060千人200千枚181/4732008年 第4回 5/2 -5/6シューベルトと ウィーン1,004千人182千枚221/5292009年 第5回5/3 -5/5バッハと ヨーロッパ711千人137千枚168/4192010年第6回5/2-5/4ショパンの宇宙808千人141千枚175/358 3日間公演の昨年と比較して来場者数は上回っており、1日当たりの来場者数もこれまでの公演で一番多いことになる。 その割には東京国際フォーラム付近の混雑度は昨年より幾分解消された気がしたが、常連客が増えた影響か。 公演数は昨年より若干増えているものの全体公演は減少しており、スポンサー減少による関連プログラム減少のため。 有料チケット販売数も昨年より若干多い(前夜祭、東京芸術劇場公演も含む)。 全体的には昨年並みといった所か。日本経済現状の割には奮闘したと言えるでしょう。LFJとしては東京だけでなく、金沢に加え、今年は新潟、びわ湖まで拡大しており、やはりクラシックとしては日本最大のイベントになっている。 5/3に訪れたが関連イベント含め午後2時から9時まで楽しむことが出来た。ただコンサート聞くだけでなく、色々な形でクラシック音楽に触れられる所が魅力で稀少。 訪れた5/3はNHK-BShiとNHK-FMで生放送された日で、BShiを留守録。鑑賞した2公演と地下展示ホール公演とも放送され帰宅後見返したが、ホールでの演奏の空気振動を直接聞いた印象とは大きく異なり、やはり生演奏の素晴らしさを認識出来た。 来年についても開催予定とアナウンスされているが、テーマの正式発表は今の所無し。ナントの方は「ブラームスからリヒャルト・シュトラウスまでの後期ロマン派」とのことなのでコルボ&ローザンヌの「ドイツ・レクイエム」を期待。「愛の歌」「Naenie」も聞きたい。End