LFJ2011のテーマは
先日「熱狂の日フレンズ」からメールがあり2011年のテーマは「タイタンたち」。「タイタン」と聞くとマーラー交響曲第1番「巨人」を思い浮かべるが、対象の音楽家は『1850年頃から1950年頃にかけて活躍した、ブラームス、リスト(後期)、マーラー、リヒャルト・シュトラウス、ワーグナー、ブルックナー、シェーンベルクなど疾風怒濤の時代に活躍した後期ロマン派の作曲家を特集。』とのこと。やはり日本ではブラームスだけでは集客が難しいとの判断でしょうか。 ワーグナーやR.シュトラウスとなるとオペラ演奏はあるのか? 当時対立していたブラームス派とワーグナー派、反ユダヤ、ナチスの扱いは?と興味は尽きないところで楽しみ。 東京国際フォーラムでの開催は2011年5月3日(火・祝)~5月5日(木・祝)の3日間。 音楽祭と言えば2011SKF(サイトウ・キネン・フェスティバル松本)は2011年8月8日~8月28日の21日間で例年より10日ほど前倒しになっており、続いて9/2より上海、北京公演があるためらしい。 今後海外公演を積極的に進めるようで現在SKF名称変更のアンケート中。 12/14~18NYニューヨークのカーネギー・ホールが主催する日本芸術祭“JapanNYC”は小澤征爾が芸術監督を務め、サイトウ・キネン・オーケストラが出演。 この時期に「ブリテン/戦争レクイエム」を取り上げるのは小澤征爾らしく、日本での本格的な活動再開が楽しみ。 また10月にチケット会員になっている新国立歌劇場よりアンケートがあり、『オペラファンの裾野を拡げるとしたら、あなたならどんなことをしますか』との質問に対し、シルバーウィークに「新国立劇場オペラフェスティバル」の開催を提案。 新国立にある大中小の3つの劇場に加え、隣接の東京オペラシティホールにも大小2ホールあり、何れも東京国際フォーラムより遥に音響が優れている。 素晴らしい環境が揃っていると思うのだが、まあ財団法人のお役人運営ですので、実現は難しいでしょうが・・・。End