エウフォニア合唱団はモーツァルト三昧
鑑賞日:2011年1月23日(日)15:00開演入場料:¥2,000(全席自由)(ご招待)エウフォニア合唱団創立20年記念 第14回演奏会会場:セシオン杉並指 揮 :小崎雅弘ソプラノ:吉田恭子メゾソプラノ:清水華澄テノール:真野郁夫バリトン:佐野正一オルガン:新山恵理管弦楽 :エウフォニア室内管弦楽団合 唱 :エウフォニア合唱団第1部Inter natos mulierum K.72Sancta Maria,mater Dei K.273Missa brevis in G K.49第2部Requiem K.626 (バイアー版)感想: ブログ仲間のぴょんきちさんのご招待を受け、モーツァルトを聴きに新宿経由で東高円寺駅からセシオン杉並(高円寺地域区民センター)に山の神と出かけけた。 初めてのホールだが定員578人とコンパクトだが天井が高く、反響板もあり、客席もゆったりとして座り良くなかなか良いホール。客席奥面にはガラス越しの親子席もあり。 開演のブザーと伴に合唱団が登場、ソプラノ9人、アルト9人、テノール4人バス5人合計27人。続いて弦楽とオルガニストが登場。コンミスのチューニングの後、指揮者登場で2曲を演奏。 モーツァルトの若い頃の作品で、その明るい旋律にこちらの気分も明るくなって来る。バイオリンの音がそろっていて美しい。 続いてトロンボーン3人とソリスト4人が登場し、ミサを演奏。ソリストも皆さん声が出ていてバランスも良い。特にメゾの清水華澄は二期会や新国立のオペラでも聴いたこともあるが、深く豊かな声で素晴らしい。 15分の休憩の後、今度はトランペット、ファゴット、バスクラ、ティンパニも加わって、モツレク。 管も上手く、合唱も更に声が出てきた印象。プロでも緊張すると言うTuba mirumのトロンボーンソロも立派。 Confutatisのvoca meの女声のPは透明感があり、Lacrimosaでは思わず涙がこみ上げて来た。後半もレベルを維持したまま、立ちっぱなしで歌いきられたのは立派。 アンコールは指揮者のMCの後、1曲目Inter natos mulierumを再度演奏されたが合唱団の声が更に良く出ていたのは、緊張がほぐれた影響でしょう。 大変レベルの高い演奏でモーツァルトの音楽に浸ることが出来た。演奏された皆様がモーツァルトの音楽を大切にされていることが伝わってくる音楽だった。曲が進むのに従って、編成も増える所もよく考えられている。 この人数で運営されるのは大変だろうと想像するが、客席も8割以上の入りで、出来ればもっと多くのお客さんに聞いて貰えばと思ってしまった。 次回は杉並公会堂当たりで・・・。 ぴょんきちさんご苦労様でした。End