中部フィル・オーケストラの日はバレエ音楽で
鑑賞日:2013年3月31日(日)15:00開演入場料:¥3,000 自由席【主催】中部フィルハーモニー交響楽団オーケストラの日 第10回ファミリーコンサートバレエ界の巨匠が贈るファンタジー会場:小牧市市民会館ホール出演:指揮&お話:福田一雄バレエ:後藤田恭子バレエスタジオゲスト:高宮直秀、水野陽刈管弦楽:中部フィルハーモニー交響楽団コンサート・ミストレス:古井麻美子曲目: <第1部>おとぎ話特集・グリム童話「ヘンゼルとグレーテル」序曲(フンパーディンク)・アンデルセン童話「みにくいアヒルの子」より(福田一雄)・ディズニー映画「白雪姫」より”やがて王子様は来るでしょう”・ディズニー映画「美女と野獣」よりテーマ・日本の童謡「しょじょう寺の狸ばやし」・ペロー童話 バレエ「シンデレラ」より”出発のワルツ”(プロコフィエフ)<第2部> バレエ「眠れる森の美女」より抜粋(チャイコフスキー)感想: オーケストラの日とは(社)日本オーケストラ連盟が2006年に3月31日を「ミミにイチ番」、「ミミにイイ日」との語呂合わせで制定し、2007年より全国のオーケストラで様々な催しを行なっているらしいが、地元中部フィルではバレエ音楽のコンサートとのことで、会社経由で斡旋されたチケットを購入し、桜満開の中、小牧市民会館まで出掛けた。 舞台は張り出しがあり、前方中央はバレエ用のシートがひかれているが、第1部はおとぎ話特集と称し指揮者MCで曲の紹介を入れながらオーケストラだけの演奏。バラエティに富んだ選曲で楽しめる。 第2部は舞台中央のシートを囲むようにコの字にオケを配置、反響板後面が外され照明を設置し場面に合わせた照明効果を入れている。 有名な旋律が指揮者MCで紹介されたあと、バレエが入り演奏され、抜粋ながら判りやすい構成。有名なワルツでは子どもたちの踊りも加わり華やかに、最後のグランド・パ・ド・ドゥで盛り上がった。 プログラムを見て初めて知ったが、福田一雄氏は日本バレエ界では有名な方らしく、今年82歳とのことだが、舞台中を動きまわる指揮振りや判りやすいMCなどとてもそのお年には見えず、舞台全体を引っ張っている印象。 オケもオケピットでなく舞台上のため、ドラの鳴る所などよく分かり、バレエ音楽を楽しむことが出来た。 今回も客席は6割程度の入り、いつもの2階席で足を伸ばしてゆっくり聞けるのは良いのだが、プログラムと一緒にはさんである2013-14シーズンプログラムには主催演奏会は6回のみ。公式ホームページにも次回演奏会しか掲載されておらず、運営が心配。 個人支援会員へ応募しようかと思案中。End