中部フィル「モルダウ」は落ち着いた演奏で
鑑賞日:2018年02月17日(土)14:00開演入場料:¥1,800 (B席:2階む列) 【主催】NPO法人)中部フィルハーモニー交響楽団中部フィルハーモニー交響楽団第59回定期演奏会会場:小牧市市民会館ホール指 揮 :秋山 和慶バイオリン:辻 彩奈管弦楽 :中部フィルハーモニー交響楽団客演コンサートマスター:山口 裕之曲目:<第1部>メンデルスゾーン 序曲「静かな海と楽しい航海」メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲ホ短調 Op.64 ヴァイオリン独奏:辻 彩奈<アンコール>バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番 第3曲BWV1006<第2部>スメタナ 「わが祖国」から1.ヴィシェフラド2.ブルダヴァ(モルダウ)3.ボヘミアの森と草原から6.ブラニーク感想: 中部フィル、久々小牧での演奏会とのことで、冬季オリンピックを中断して冬の曇り空の下、市民会館へ。 芸術監督でもある秋山和慶氏の指揮で、メンデルスゾーン序曲からゆったりと安心して聞ける。 2曲目は岐阜県出身の辻彩奈さん独奏によるメンコン。モントリオール国際コンクール優勝者、20歳とは思えない堂々たる演奏で、オケとの息もピッタリ。アンコールも技巧満載で素晴らしかった。 後半はスメタナ「わが祖国」から4曲。ハープ2台入り、管弦楽もメンバーが増え、迫力が増した演奏。 ただ大音量にするだけでなく、しっかりとしたテンポを保ち、旋律を浮かび上がらせることで、チェコの風景を思え描かせる演奏で、指揮者の功績でしょう。 小牧市市民会館は2階奥のB席でもステージが近く、NHKホール3階E席より遥かに響きが良い。 中部フィル来シーズンのプログラムも入っており、小牧では藤岡幸夫氏指揮「ボレロ」、山下一史氏指揮「第9」、秋山和慶氏指揮「シベリウス第2番」が予定されており、機会が合えば聞きに行きたい。End