年末は神奈川県民ホール、ガラ・コンサートで
鑑賞日:2021年12月29日(水)15:00開演入場料:7,500円(S席ペア 1階7列)【主催】(財)神奈川芸術文化財団神奈川県民ホール 年末年越スペシャルファンタスティック・ガラコンサート2021会場:神奈川県民ホール・大ホール出演指 揮 :三ツ橋敬子司会・バリトン:宮本益光ソプラノ:高橋 維、伊藤 晴テノール:望月哲也→村上公太バレエ:上野水香、厚地康雄、ブラウリオ・アルバレスヴァイオリン/コンサートマスター:石田泰尚チェロ :森脇大樹ピアノ :中島 剛管弦楽 :神奈川フィルハーモニー管弦楽団曲目<第1部>チャイコフスキー:バレエ音楽「眠れる森の美女」より 序奏とリラの精チャイコフスキー:バレエ『眠れる森の美女』より グラン・パ・ド・ドゥ (上野水香、厚地康雄)プッチーニ:交響的奇想曲プッチーニ:オペラ『ラ・ボエーム』より 「冷たき手を」(村上公太) 「私の名はミミ」(伊藤晴) 「私が街を歩くと」(高橋維) 「さようなら、朝の甘い目覚めよ」(伊藤晴、高橋維、村上公太、宮本益光)<第2部>ニーノ・ロータ:映画『ロミオとジュリエット』より 愛のテーマグノー:オペラ『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」(伊藤晴)ビゼー:オペラ『カルメン』より「花の歌」(村上公太)ヘンデル(ハルヴォルセン編曲):パッサカリア(石田泰尚、門脇大樹)ロシア民謡:黒い瞳(上野水香/ブラウリオ・アルバレス/石田泰尚/中島剛)マイアベーア:オペラ『ディノーラ』より「軽やかな影(影の歌)」(高橋維)マスネ:オペラ『エロディア―ド』より「はかない幻」(宮本益光)R.シュトラウス:交響的幻想曲「イタリアから」より 第4楽章<アンコール>ヴェルディ:オペラ『椿姫』より「乾杯の歌」J.シュトラウスⅠ:ラデツキー行進曲感想 東京二期会から手紙が届き、楽しみにしていた来年2月公演リヒャルト・シュトラウス「影のない女」がオミクロン株による入国制限で外国からのスタッフが入れず演目が宮本亜門演出「フィガロの結婚」へ変更。 年末恒例の第九も海外指揮者、ソリストが相次ぎ変更に。サントリーホールのニューイヤーも取りやめ。 外国人全て入国禁止処置は日本だけ。このままでは来年前半のオペラ公演も日本人歌手だけになりそう。 取り敢えず音楽を楽しむために、年末恒例の神奈川県民ホール主催のファンタスティック・ガラコンサートを鑑賞のために、山の神と山下公園沿いのホールへ。 客席はほぼ満席。当方座席は7列目だったが、バレエのために舞台が5列目まで張り出され、6列目が新型コロナのため空席となったので、最前列に。 今回の指揮者とホール側で選曲したとのことで、第1部序曲の後、直ぐにバレエ。上野水香、厚地康雄の踊りを目の前で見られ、その迫力と美しさに圧倒された。 その後は「ラ・ボエーム」。有名アリアに加え3幕の4重唱を聞けてオペラを感じることが出来た。 開演前、休憩中のドリンクサービスはなく、ワインは飲めず。 第2部はフランス系の音楽を集め、その中に石田泰尚と門脇大樹でパッサカリア、そして石田泰尚と中島剛の「黒い瞳」の演奏に、上野水香とアルバレスの創作ダンスが加わり素晴らしい芸術に。 アンコールはいつもの「乾杯の歌」とラデツキー行進曲で終演。 来年は、ロビーでワインやシャンパンを飲んで海外演奏家の音楽が楽しめるような状況になることを期待。End