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カテゴリ:美術館
春の足音が一度に近づいてきたね~ッと思っていたら
土曜日はなんと・・・朝から小雪がチラチラ・・さむ~いお天気 そして今朝は一変・・・朝から晴れの穏やかな日和になりました 久々に・・アートボランティアに参加してきました~ バレンタインコンサートや小・中学生の書初め展示などなど・・ 今年になって何度か美術館に足は運んではいるのですが・・ アートボラとしての参加は・・昨年末以来・・3ヶ月半ぶり~@@ 今回は“近代日本画 美の系譜”副題に“大観・春三から元宋・辰雄まで”・・ と称して水野美術館コレクションの中から日本画60点ほどの展覧会です 上の方達に加えて、玉堂、松園、希望に深水・平山画伯などなど。。。。 近代日本画を代表する方々の作品が一同に集まりました^^ 西日本では初公開の作品もかなり含まれているそうです 開催に会わせて・・関西より大学の先生に来ていただき、講演会も 開かれました^^明治以降の日本画の流れなど・・ より具体的にお話してくださいました 明治時代より使われ始めた日本画という名称、 明治から時代を追ってその流れの変遷が直に感じられます 岩絵の具を使って描く日本画ですが、近年は日本画でも いろいろな画法が試みられ、西洋画との区別がつけにくい作品も 見られるようになってきた・・とのお話でした。 秀作が数多く、一点一点をじっくりゆったりと鑑賞できます どの作品も素敵ですが、美人画の並んだ第2室では特に 松園さんの作品にひきつけられました ライブラリーから望む“イロハもみじ”・・・淡い日差しをあびて・・・ こちらは館内の休憩室。。休憩室から眺める自然のアートはまだまだ冬枯れの木立ですが、 着実に春の芽吹きの準備をしているよう。。 待月庵・・・と称したお茶室周辺も・・この通り 。。 でも・・・月を望むロビーから見える水面の水の流れは・・・ 確かに“水ぬるむ”の言葉どおり・・浅い春の柔らかな日差しをうけて ユラユラと波打っていました^^ ところで・・・元宋画伯の常設展に“紅嶺白樟”<こうれいはくしょう>という 縦2メートル、横6メートルの2対の大作作品があります。 特に白樟は三陸海岸の浄土ヶ浜がモデルになったといわれている作品です。 白くごつごつとした岩肌が、静かな月夜に照らされながら水際に写り込んでいて 以前からとてもこころ引かれる作品でした・・・ ある人が、1週間ほどやって来て三陸海岸のある岩手で漆塗りの修行をした・・という 話が伝わってきました^^ もちろん初めての経験だったようですが、とても熱心に作品作りに励み、 1週間で12もの作品を作られたとか。。。その中のひとつに“海の朝”という作品が あり、三陸海岸を眺めて製作されたそう。。。元宋画伯の作品をみつめながら、 三陸海岸の朝は、彼の目にどんなに映ったのだろう?。。。と ひとり感慨にふけってしまいました~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.17 02:49:43
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