|
カテゴリ:カテゴリ未分類
『華岡青洲の妻』というドラマを見た。
華岡青洲というのは、江戸時代に世界で初めて 全身麻酔で乳ガンの手術を成功させて人物で、 そして、その妻は自ら率先して麻酔の実験台になるという人なんですよね。 そして嫁姑問題でもいろいろ苦労が絶えなかった人でもあります。 そういえば、私の通ってた高校には「読書感想文コンクール」っていうのがあったんですが、 「華岡青洲の妻」の原作本ってそのときの課題本の一つになってたなぁ、と思い出しました。 今日のドラマでは、まだ妻は実験台にはなるとこまではいってなくて (まだ結婚したばっかりという設定) 青洲が近所からにゃんこをいっぱいもらってくるんですが、 (ヤバイくらいかわいかった!) やがてこのにゃんこたちは麻酔の実験台に。。。 にゃんこに麻酔薬を注射して、その後針で思いっきり刺しても大丈夫だったら めでたく実験成功だという話なんですが、 (もちろん実際そんなシーンは撮影されてません) 障子越しに、にゃんこの「ギャアアアアアア」という断末魔の叫び声が聞こえるシーンが出てきて、 なんか切なくなってしまいました。 医学の進歩っていうのはこういう犠牲の積み重ねなんだと、 なんだかしみじみ感じてしまいましたね。 このドラマ、何気に面白いので、 興味のある人は見てみてくださいね。 NHKで金曜夜9:15から。 公式HP http://www.nhk.or.jp/jidaigeki/index.html お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.29 00:50:03
コメント(0) | コメントを書く |