日々の手帖

息子はすっかり元気になりました。


入院していた時、息子は全く笑顔をみせませんでした。
私たちが病院に行っても顔を見たそ瞬間は一瞬ニヤけるのですが、その後はずーっと不機嫌。

一言で言うなら終始　『怒』

私の顔を何度も思いっきりぶったり、おもちゃを渡すと「いらない！」で戻すと「いる」もう一度渡すと「いらない！」これの繰り返し。

普通にしてたと思ったら急にキレだしたり、とにかく情緒不安定。

多分、すごく不安なんだけどその不安の正体が解らない。怖かったり痛かったりするんだけどそれを言葉で伝えられない。早く家に帰りたいのに連れて帰ってもらえない。

そんな諸々が重なっての、息子なりの表現だったのだと思います。


看護師さん曰く「家族の誰かが付き添っている間以外はずーーと泣いている」んだそうです。


退院したその日。夜９時前には寝てしまったのですが、布団に入って横になりながらすごく…本当にすごくニコニコしていて・・・

息子も幼いなりに、普通に家で生活できることの有難さが解ったのかなぁ？なんて思いました。





＊退院後の息子の変化＊


入院中にあまりにも泣きすぎたせいなのか、声が中村あゆみ(古っ)もしくはボヘミアンの人(更に古っ)もしくは神取忍（しつこい）ばりのハスキーボイスになってしまった。


私への呼び方が｢お母さん｣→｢ママ｣に変化。
これは多分看護師さん達がそう言っていたからだと思われ。しかし徐々に｢お母さん｣に戻りつつある。