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2008.07.11
カテゴリ：息子
息子が突然つぶやいた。 思わずぎょっとして同じく隣で聞いていた夫と顔を見合せる。 「それ何だっけ？」と息子に聞いてみると 「にほんごであそぼう」 あぁ、そういえばそんなフレーズあったかも。コニちゃんだったかなぁ？ ＊＊＊＊＊＊ 幼稚園で仲の良い女の子、Ａちゃん。 息子と園庭で泥遊びをしていた時のこと。 制服に点々と泥を付けて駆け寄ってきたＡちゃんに向かって 「ったく、あんたは女の子なんだからね！！」とお母さん。 その後も「ママは男の子生んだ覚えはないよ！」とお説教。 普段はＡちゃんに対してとても愛情深い、まぁ普通のお母さんなんだけど 「女の子なんだから」「女の子のくせに」 この言葉がとても多く、少し気になっていた。 私は個人的には「男だから」「女だから」っていう発想はあまり好きではない。 息子は甘ったれで泣き虫だけど私は「男の子なのにすぐ泣いて…」という言い方を多分一度もしたことがない。 「何でいちいちそんな事で泣くの？」と思う事はあっても、その前に「男のくせに…」を付ける理由なんて一つも無いと思う。 そんな自分にも、先日一つ気付いた事が。 ＊＊＊＊＊＊ 参観日の日。 折り紙で工作をする子供たち。 糊で紙を貼り付ける工程で、息子があまりにも大量の糊を使い、ものすごく周りにはみ出ているにも関わらず更にベタベタと大量の糊を重ねる息子の様子に妙にイライラし、「そうじゃないだろっ」と思わず叱り飛ばしたくなる。 「隣の子は器用に出来ているのに…ったくもう(怒)」と。 先生が懇切丁寧に手順を教えているのに、見本とは全く違う物を創り上げたＢくん。 Ｂくんのお母さんは「あちゃー」という表情で、でもすっごくにこにこしながらＢくんを見つめていた。 そんな光景を目にして思い出した。 「みんなちがって みんないい」 器用な子がいる。不器用な子がいる。 男の子だけど泣き虫。女の子だけど元気に遊ぶ。 それでいいんだ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2008.07.12 02:05:12
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