未だ続く働く母への偏見 でも負けない!!
先週、来春で退職する旨を正式に職場に告げました。本来私が報告すべき直属の上司は現在入院中で不在のため、後を引き継いでいる私とそう年の離れていない新上司に。私が10年前の入社以来ずっと一緒に仕事をしてきた人で上司というよりは同僚という感覚の人です。なのでざっくばらんな雰囲気の中で話す事が出来たのですが、その話の中でこんな出来事が・・・要するに彼の最終的な意見としては「自分は個人的には母親はずっと子供のそばに居るべきだと思っている。」「だから子供の為には良いと思うよ」「だけど、orangeは別に今更もういいんじゃない?」「1番肝心な3歳までの時期はもう過ぎちゃったんだし・・・」まるで「子供に対して愛情が薄い母親だから子供と離れていても平気」と言わんばかりのこの意見を聞いて、私は「あぁ、やっぱりワーキングマザーへの世間の偏見っていうのはまだまだ根強いんだなぁ」と思いましたよ。思えばこの3年間は「3歳児神話」を信仰してやまない人たちとの戦いでもあったな。(って別にそんな大袈裟なもんでもありませんが。)でもね、別にいいんです。兼業生活を始めて間もなかった頃の私なら「私って母親失格なの?」とメソメソしたり「それは違うよぉぉぉぉぉ~!!!」とムキなって反論したりしてたでしょう。それは、自分自身の選択に自信を持ててなかったから。だけど、今の私は違います。私が息子をどれだけ愛しているかなんていちいち人に説明するような事じゃない。一番伝わって欲しい息子にだけ届いていればそれでいい。まだたったの3年間しか子育てをしていないけれど、この3年間で自分自身の息子に対する思いとか、息子が私を本当に大好きでいてくれる事とか、そういう色んな事が私の心を強くしてくれたんだと思います。専業だからとか兼業だからとかそういう事に関係なく子供を愛し、頑張っているお母さんはみんな合格なんだよ!!そう思いませんか?