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きのうの日曜日(10月7日)「Portland Marathon」がありました。 日本ではあまりなじみのないマラソン大会ですが 年々参加人数は増え、今年の参加者はおよそ9000人という 大きな市民マラソン大会で、今年は36回目で歴史のある大会のようです。 過去の記録を見ると優勝者の中に日本人は結構たくさんいて、 浅井えりこさんの名前もあります。 フルマラソンの他に5マイルラン、ノルディックウォーク、車いすのフルマラソン、 10キロウォーク、キッズランなどが同時進行で運営されます。 9000分の1として夫と二人で「10キロウォーク」(Mayor's Walk)に参加しました。 フルマラソンのスタートは午前7時、ポートランドダウンタウンから出発します。 夜明けの、まだ薄暗い時間です。 10kmウォークはフルマラソンが出発した後、シャトルバスで随時 フルマラソンの最後の10km地点に移動し、そこから自由に歩き始める。 つまり32.195km地点から、マラソンの人たちと同じコースを歩くわけです。 競争でもなく、時間を計るわけでもなく、思い思いの歩き方をするのだ。 参加料20ドルの中にT-シャツ代とゼッケン代が含まれていて もらったT-シャツを着て、こんな格好をして歩きました。 ウィラメット川沿いをポートランドの街を眺めながら歩き始めると 沿道には沢山の応援がいて バンド演奏で景気付けしてくれるグループや、チアガールの高校生、 給水ポイントがやたらたくさんあって、飲み物サービスをしてくれた。 沿道の多くの人たちから「Good job!」などと拍手で応援されて嬉しかったです。 我々はちょうど8時半頃の出発だったので途中で歩きながら フルマラソンの上位の人たちを応援することが出来ました。 この人は男子3位になった人で、シャツに 「和歌山」(県)と書いてあった日本の選手です。 奥さんは私たちを追い越していったときは2番で 走っていきましたがゴール直前で逆転したらしく 女子で1位になりました。今日の新聞に夫婦で肩 を組んで喜んでいる写真が出ていました。 マラソンのゴールはこのゲートで、 テレビ中継もありましたが、 ウォークはこの花道の右の端の方の 目立たないところがゴールになります。 大きなゲートに華々しくゴールしたかった けど・・・ メインはやっぱりフルマラソンです からね、仕方がありません。 10kmをおよそ1時間40分で歩きました。 ゴールした先にはスポンサーからの 寄付だと思うのです 、各種飲み物、バナナ、ベーグル、チーズ、チョコレート、お菓子、 ゼリー、アイスクリーム、etc...の食べ放題。 バラの花(ポートランドは別名バラの都といわれるからか?)と オレゴンの州木ダグラスファーの苗木ももらいました。 こんな記念のピンも貰いました。 それからスポーツタオルを3本ももらってきて しまいました。 Portland marathon の殆どがボランティアの ひと達の手で運営されているらしく、スタートもゴールも 道案内もみな「Volunteer」のT-シャツを着た人たちが大勢でした。 そしてこの大会の最もすばらしいと思ったことは 最終ランナーを(時間制限することなく)何時までも待っていてくれること。 ちなみに今年は86才の男の人が10時間5分かけて完走したらしい。 「らしい」というのはあとで新聞で 知ったことだからです。 走った人もえらいがひたすら待っている係の人もえらい。 久しぶりに朝早くから行動し、充実した時間を持てた秋の一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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