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カテゴリ:ダンス&民族芸能
2日間に渡って、アルメニアンダンスのワークショップを受けてきました。 (題名だけ読んだ人はSF映画だと思った?) アメリカ慣れやワークショップ慣れをしている振付師だと 外国人が親しみやすいステップに変えたりしてしまうのですが 彼の場合は手加減無し… そしてロシアバレエの影響が少ない振付師です。 (もちろんショーパフォーマンスはバレエの影響がありますが) 今回の日本で販売したCDは本当に音が良く、 国営のラジオ局のスタジオを使わせてもらったそう。 (3,500円と値段も良かったのですが…) 曲名も何処の部族&地方の曲だとか丁寧な説明もありました。 黒海周辺諸国は、第一次世界大戦前後に何度も国境線が変わり、 内戦や国際紛争の犠牲となりもうこの世には存在しない国や地名&部族があります。 アルメニアにもそんな歴史があり、 曲の題名の中にはもう住んでいない土地、部族名が入っていたりします。 だからこそ、音も未だに繊細であり、生演奏であり 踊りのステップも部族のものを忠実に再現しています。 7拍子、9拍子はなんとか分るのですが、今回は14拍子があり 未だに理解できていないのですが、 今回の参会者はフォークダンスサークルの主催者やら、 大学生のパフォーマンスチームのダンサー達が多かったので、 なんとなく皆につられて踊って慣れたという感じでした。 なぜ変拍子というものがあるのか? それは生活習慣の中の音だそうです。 ヒツジの毛を糸に紡ぐ時の車の音… ヒツジ飼いがヒツジを避けながら歩く音… 高地の岩場を岩を避けながら蛇行する靴の音… 今回は珍しく、男性の参加者の方が多かったそうです。 日本人男性特有の生真面目さと繊細さは、こういう民族芸能と相性が良いのでしょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.09.24 01:38:37
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