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カテゴリ:ビューティー&エステ&健康
プロフィール写真が必要になり写真撮影に行く。
◆ピンクのスーツ ◆ナチュラルストッキング ◆黒のベーシックパンプス というどんなお堅い年寄りも受け入れてもらえるだろうという格好で挑んだ。 このスタイルからはベリーダンス関係のヒラヒラ&キラキラは想像がつかないだろう。 結果から先に書くが気に入らない写真が仕上がった。 これでグレーのスーツに背景がブルーなら議院かテレビキャスターのようだ。 だけどこれが世の中の一般層に受け入れられる様に身繕い今の私の本当の姿だし、 いつもこのラインを保てば広く一般ウケする女性になれるのだ。 ただ自身で自分を好きな部分はまるでなかった。 あ~☆仕上がりは資生堂のモデルっぽくなっておりますのよ… カメラマンにはあれやこれやポージングを直され、グラビアアイドルの 「だっちゅ~の♪」姿勢をとる。 髪はブローでストレートをかけられ毛先はひとまき、メイクはプロ技で目元を仕上げてもらった。 三善で習ったベリーダンスメイクとは程遠い! なんだか自分を否定された様な気分になり悲しくなったりくたびれたり… 気を取り直して、映画「ダージリン急行」を見る。 面白いっ!! 何が面白いのかというと 息子3人が、離婚した父親の葬式にも出なかった母親を訪ねて行くのです。 その母がユニーク過ぎてシリアスな息子達に爆弾発言を投げ付けるのデス♪ 自分が思ったままをスパッと生きる母親というのははた迷惑だとは思うのだが、 私自身が今、自分の個性を潰しても世の中の標準に自分を当て嵌めようとしているのは、 実はただの思い込みではないかと思えてきたのだ。 翌朝は背中の神経痛を起こしていた。 当たり前だ!上半身だけを前方に突き出し、顔だけ捩ったんだぞ!! 。.:*:・'゜☆。.:*:・'゜ そんなこんなで自分の中のベリーダンスの価値観、美的センスをもう一度おさらい。 ベリーダンスでアマチュアとして出していただける様になった頃、 スターダンサーの物真似やらベーシックスタイルでは無くとにかく個性を磨いたり、 テクニックでは無く自分がコンプレックスに思うような部分を全面に出せる様に色んな方からご意見をいただいた。 メイクは個性を作るものであり、万人に好感を持たれるために施すものではない。 師匠からは日頃の生活態度、見た目の美的感覚をいつも養う様に厳しく教えられた。 私自身の考えとしては素の部分、身体をまず健康に保つ事を中心においた。 世の中の基準なんて言葉を信じるお年頃は過ぎてしまっている。 じゃあどんなベリーダンサーが美しく見えるのかというと、 パワフルに自分を出し切りながらもリラックスしている人。 顔やスタイルなんてメイクや衣装を工夫すればよいのだから♪ 自分の心に素直になると自然と自己開放の方向に流れる。 そんなところがベリーダンスの良さであり、ファンを増やし続ける要素のひとつだと思うのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.30 13:35:07
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