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テーマ:ベリーダンス(556)
カテゴリ:ベリーダンス
エジプトから帰国したのをきっかけに、教え方を少しだけ変えてみました。
今までは事細かに口で説明してたのですが、今は生徒さんが伸びてきた分だけ アドバイスをするという感じでしょうか? クラスの人数が増えてきたり、私自身が単身で他のスタジオの代講レッスンを 行ったりレストランで踊る回数が増えて行くに従っていろんな考えに触れる 機会も増えてまいりました。 酔っ払ったお客様や、生徒さんから良く聞かれる質問があるのですが ここにも改めてもう一度書きます。 Q1:発表会はあるのか? A1:人前で踊りたいという方には私が出る場所に一緒に来て踊っていただき たいので、発表会という形にはならず、ライブにそのまま参加していた だきたい。条件はソロで踊れる度胸があることで、レベルは問いません。 Q2:上手くなる自信がない(人前で踊る勇気はない)。 A2:その場限りで楽しく踊って、継続して振付を覚える必要はありません。 覚えられないことをストレスに感じる必要はありません。 ライブなどで踊りたければレッスン時間内で振付を継続して覚える事。 いつもこんな感じに答えています。 趣味の分野である限り、成績やレベルアップという考えは無いと思うのです。 最近流行りの通信教育のキャッチコピーで「ステップアップ」とか「レベル アップ」という言葉が頻繁に使われています。 私も校正の仕事がら毎日のように目にしています。 私が本気で「自分が楽しめればそれで良いんじゃない?」と笑顔で言っても 逆に「向上心が無い」で切りこんでくる女性も沢山いますよ。 (そう!切りこんでくるのは大体が女性です!) 向上心のある方は確かにキラキラステキに見えますが、果たしてそれが全ての 女性の価値観に当てはまるのでしょうか? それは違いますよね。。。 「頑張って自分ってステキ♪」ってな精神的マゾ女(私含め)もいるのですが、 大体は「挫折する事への罪悪感」なのではないかと思います。 失敗して誰が叱るのでしょうか?もう学生ではないのです。 ベリーダンス教室は営業成績を競う職場ではありません。 女性雑誌で「向上心を煽る」のは「コンプレックスを刺激する事によって女性 同士を張り合わせ、経済効果を上げる事」にそのまま繋がっています。 (私も職場でペンを握って文章をいじくっているけど) このゴールデンウィークでパソコンのお引越し整理をしていたら、ブログにア ップしそびれてしまった原稿が見つかりましたので、そのまま載せてみます。 「スローライフ」、「ユニバーサルデザイン」、「環境に優しい」 という言葉を多く見聞きし「女性の時代」と言われてから既に10年以上たった ような気がしますが世の中まだまだ働き盛りの男性中心社会、競争社会、お金 を沢山稼げば幸せ…な考えの人の方が多いと感じております。 最近ふとした事でとてもパワフルだけど人当たりの優しい男性とお話をした 時に私が 「今の時代、女性たちは周囲の自分への期待に疲れて、追い詰められています。 優等生過ぎて自分を緩める事が出来ないんです。 ストレスを受けたりトラブルに巻き込まれた時に男性は自力で気持ちを切替え たり、はねつけたりするのが上手いのに、女性はそのまま飲み込んでしまい時 として自分を責めてしまう。 嫌な想い出を忘れても、嫌な気持ちを忘れるのが男性と比べると下手な様な気 がします。 男性にこの話をしても、『努力が足りない』とか『思も女も同じだよ』って言 うんです。 私はそういったストレスを発散するのが苦手な女性達に頑張らない踊りがある 事を知って欲しいの。」 などと話してみましたら 「僕は女性で無いので女性が男性よりストレスに弱いという気持ちは正直分か りません。 人から聞いた話になりますが、車&交通ルール&電化製品すべて政治&文化& 物質というのは男性が作り出した物で女性が作り出したではありません。 『今の世の中を作り出したのは男』です。 だから女性が住みやすい世の中の訳が無い…と聞きました。」 荒っぽい意見ではありましたが私もそう思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.30 23:05:07
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