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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:観劇&映画&読書
映画の感想の前に前振りをさせてください。 「猿の惑星(Planet of the Apes)」1963年に発表された小説で、 作家はにフランス人、ピエール・ブール氏。 彼は第二次世界大戦中にフランス領インドシナで東洋人を使役していた時に、日本軍の捕虜となります。 それでも東洋人を「チン」、「イエローモンキー」とか呼んで馬鹿にしていたんでしょうね~! (イギリス名だと「Monkey Planet」ですし) それまでは西洋人が東洋人を支配していたと思っていた所から、今度は自分が東洋人に拘束されて支配されたところからこの小説の発想が浮かんだそうです。 さて、「ペットは家族」と思っている友人達はつい涙が出たそうです。 私はラストの別れのシーンでジワッときたその後に、エンドロールで出掛った涙が凍りつきましたが… なので終わりそうでも帰らないで観ていてくださいね~! 一旦出てから戻ってきたお客さんとかいましたし。 帰りはちょっと胃が痛くなりました。 私って本当は猿が嫌いだったのかもしれません。 メイキング映像もでていました こんな風に役者さんが演じていたんですね。 最後にチンパンジーの動物実験について。 HIV、ガン、不妊治療、その他の新薬開発の動物実験ではチンパンジーが使われています。 特にHIVの新薬開発ではスピードが求められたので、フランス中の動物実験用に飼育されたチンパンジーだけでは足りず、動物園や一般家庭で飼育されているペットまで提供を呼びかけました。 挙句アフリカまで野生のチンパンジーを捕獲に行く案まで出て、それが外国から抗議を受けていました(捕獲したのかは不明)。 大きくニュースになっていたので覚えている人がいるかもしれません。 もちろん最後は人体実験なので数人、フランスのカトリック教徒が立候補してニュースの取材に応じていました。 映画を見ながらそんな事を思い出していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.19 23:01:57
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