カテゴリ:日々の雑事
先日、家の玄関前に何故か片手鍋が伏せて置いてありました。
私の家では片手鍋が大変重宝されています。 その鍋が何故?? と、ひっくり返してガラスの蓋越しに中を覗き込むと、煮かけのサトイモが…。 ???? 母曰く、 「蓋したら取れなくなっちゃったから、とりあえず中の水を出そうと思って」 ピッタリとサイズの合ったガラスの蓋は、どうも本当の蓋じゃなかったようです。 冷ましても、熱してもダメ。 ひっくり返して、蒸気用の穴から水を出し切っても、蓋は取れません。 これはもう蓋を壊すしかない。 決断した私は金槌で思いっきりガラスの蓋を叩き……割れません! いえ、もったいなくて割れないとかじゃなく。 力強く叩いても、本当に割れなかったんです。 「強化ガラスを使用してます」の蓋についたシールをにらみ付けました。 「じゃぁ、これは?」と母が差し出したのは金槌とセットの釘。 蓋と鍋の隙間に打ち込め、という指令です。 指令通り金槌を打ちながら、今 鍋に釘を打とってるのはきっと私くらいなものだなぁとしみじみ思ってしまいました。 しかし、ふちが歪むものの蓋は取れる気配がしません。 イライラ…という衝動のままに、私は弱いであろう蓋の取っ手を思いっきり叩きました。 すると、プラスチックの蓋の取っ手は簡単に折れてしまいました。 これじゃもう引っ張って取ることはできないなぁ~と考えて、ふと見ると、 取っ手が折れた跡には、穴が……。 もしかして、ココが一番弱いのでは? ガツンとそこを叩くと、クモの巣状にヒビが!! 人間様の英知の勝利です! 事故ったときのフロントガラスのように粉々になったガラスの蓋を取り除き、ようやく片手鍋は使用可能になりました。 結果:ガラスの蓋を壊すには、プラスチックの取っ手部分を叩き割りましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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