おるはの缶詰工場

タイミング

「タイミング」

あらすじ
何事にも醒めている高野が執着する相手は、高校の先輩の黒川だけ。
けれど黒川には彼女がいるし、そもそも男同士なんてありえないだろうし―
そう思って高野が諦めようとするたびに、黒川は彼女と別れていたり、なんと男の恋人が出来ていたりと、すれちがいばかり。
やるせない恋心を抱えたまま、高野は黒川のそばに居続けるが…。



作者買い、あらすじ買いの私には珍しく
表紙一目ぼれ買いです。

最初、買ったのは失敗だったかな～と思いました。
だって、あまりに長い独白のようなお話。
３分の１くらいまで、黒川を気にしていた高野のお話。
ここまで黒川とのからみはそんなにありません。

ようやく、東京に進学して再会したところからお話は動くのですが…。

最後の終わり方やその後の短編は「よかった！！」とおススメします。
それから、高野の毒舌と黒川のボケの掛け合いは面白かったな～。


機会があれば、どうぞ。といったところです。
何でしたら本屋で立ち読みしてもＯＫ？？

……近所の本屋は文庫までフィルムをかけるようになってしまいましたが


あ、ちなみにこれは　　の関連作らしいです。
この中では黒川が不遇だというので、読む予定はないですけど