WindowsとLinuxの「Interoperability Lab」が開設
MicrosoftとNovellは12日(米国時間)、Windows ServerとSUSE Linux Enterpriseの相互運用性向上を目的として、「Microsoft and Novell Interoperability Lab」を開設した。研究所ではソフトウェアの設計やテストのほか、顧客やユーザコミュニティと協同してWindows ServerとSUSE Linux Enterpriseを連携活用する技術の構築 / サポートが行われる予定。 マサチューセッツ州ケンブリッジに位置する研究所の広さは2,500平方フィート(約232.26平米)、SANと各種アーキテクチャに対応する80基以上のサーバが設置され、MicrosoftとNovellの技術者で構成されるチームが勤務する。 研究チームが取り組むべき最初の優先課題には、MicrosoftとNovellが持つ仮想化技術の相互運用性向上を掲示。標準的なシステム管理とIDの管理、およびオフィス文書フォーマットの互換性については、追加の課題としてリストアップされている。2007年2月に発表されたロードマップに近い内容であることから、SUSE Linux Enterprise ServerおよびMicrosoft Virtual Server / Windows Serverの仮想化に関する技術が、最初の成果として発表されるものと予想される。(海上忍)Novell/Microsoft提携のロードマップが公開 - 仮想化と文書互換性が焦点http://journal.mycom.co.jp/news/2007/02/14/361.html【レポート】MicrosoftとNovell、長年のライバルが戦略的提携を発表http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/11/04/ms_novell/Microsofthttp://www.microsoft.com/Novellhttp://www.novell.com/[ 2007年9月14日0時00分 ](マイコミジャーナル)より抜粋 同研究所は、2006年11月に発表された両社の戦略的技術提携の一環として設立されたということです。