新戦力の貢献度検証パ・リーグ編 新外国人大当たりの楽天 日本ハム・大谷は?
- 夕刊フジ(2013年6月22日17時06分) プロ野球は、21日からリーグ戦が再開。各球団が昨オフから補強した新戦力は、前半戦でどれだけ機能したかを検証する。まずはパ・リーグから。 査定に使うのは米大リーグで一般的な、RCAAおよびRSAAという指標(注参照)。平均的な貢献度の選手を「0・00」として、プラスマイナスで評価する。 新戦力の活躍が最もめざましいのは、首位に2ゲーム差で2位の楽天。「投手8、野手9」の大補強でトータルプラス15・80点の黒字を得た。 最大の目玉は、ヤンキースのスターだったアンドリュー・ジョーンズ外野手(36)。打率・239(19日現在)ながら、相手が勝負を避け四球を連発するため出塁率は4割を超す。プラス10・14点と期待通りの働きだ。 それを上回るのが、ジョーンズの後ろを打つケーシー・マギー内野手(30)で、プラス15・85点は新戦力トップ。さらに開幕投手を務めた則本昴大投手(22)も、先発ローテーションを守り6勝で、プラス6・57点は新人トップの貢献度を誇る。