東京五輪・パラリンピック/合宿誘致セミナーに高い関心
(ATV30日19:45) 5年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックの事前合宿誘致に向けた地域活性化セミナーがきょう開かれ、県内の多くの自治体などが参加し、関心の高さが伺えました。青森市で開かれたセミナーには、県内の自治体や競技団体の関係者など70人が参加し、国際的なスポーツイベントを数多く手掛けてきた有賀勝さんが合宿の誘致が地域に残せるものと題して講演を行いました。講演の中で、有賀さんは地方での事前合宿は外国人選手との国際交流の場になることや、スポーツに対する意識が高まることなど地域の活性化につながったロンドン大会を例に挙げ、誘致に向けて明確な目標とビジョンを設定することが必要だと訴えました。県内では現時点で誘致に前向きな自治体は9つの市町村で、県では今後専門家を交えた調査や検討などを行う予定です。