J.フェルナンデスの急死に哀悼の声続々「この痛みを表現できない」
マーリンズのホセ・フェルナンデス投手がボート事故で急死。このニュースが誤報であることを誰もが願った。しかし、米国沿岸警備隊が亡くなった3人のうちの1人と発表。24歳の若きエースは天国へと旅立ってしまった。突然の悲報により、本拠地マーリンズ・パークで25日に予定されていたブレーブス戦は中止。試合前にはイチローのメジャー通算3000安打の記念式典が行われることになっていたが、祝賀ムードは一転、球場は大きな悲しみに包まれた。急きょ行われた会見でマッティングリー監督は「童顔の彼が投球する姿は見ていて楽しかった」と涙ながらにコメント。同席していたチームメートもみな、悲痛に満ちた表情を浮べていた。 各球場でもフェルナンデス投手の不慮の死を悼み、試合前に黙とうが捧げられ、ベンチに故人のユニホームを掲げて試合に臨むチームもあった。レイズ―レッドソックス戦では今季限りでの引退を表明しているオルティスの試合前セレモニーが行われる予定だったが、オルティス本人の希望もあって中止。代わりに黙とうが捧げられ、ビッグ・パピは「この悲しみは言葉に表すことができない」と早すぎる死を嘆いた。