県内でも雪崩に注意を
(28日19:50Atv)きのう、栃木県那須町のスキー場で起きた雪崩では、高校生など8人が死亡したほか40人が重軽傷を負いました。また福島県の安達太良山でも、男性2人が雪崩に巻き込まれて1人が心肺停止の状態です。また県内では10年前、八甲田でスキーツアー客24人が雪崩に巻き込まれ、2人が死亡、7人がけがをしました。春スキーの本格的なシーズンを迎える中、雪崩による事故に遭わないためにもどのようなことに注意が必要なのでしょうか。八甲田で山岳ガイドをしている相馬浩義さんは、山に入る際には、雪崩の起きやすい場所を事前に確認することや天候などの情報を集めることが大事だと話します。栃木県での事故を受けて、スポーツ庁は全国の教育委員会などに緊急の通知を出し、高校生以下は冬山登山を行わないという原則を改めて指導するよう求めました。県教育委員会ではこの通知を受け、公立の小中学校、高校に対して改めて指導を徹底するよう呼びかけたという事です。