免震装置改ざん問題 青森県内2件中1件のみ公表19日19:45ATV
KYBは19日の夕方に記者会見を開き、対象となっている全国986の建物のうち、免震装置を設置した役所や消防署など官公庁のみ合わせて70件を公表しました。青森県内では、これまで2件の施設で問題となっている装置が設置されていることが確認されていて、八戸市の消防本部庁舎で7基使われていることが公表されました。残る1件は三沢市の三沢病院が独自の調査で、建物の地下にKYBの子会社から納入した免震装置20基が設置されているのを確認してますが、メーカー側からの連絡はなく、不信感と同時に怒りを募らせています。病院では改ざんの有無に関わらず、全ての装置の交換するよう強く求めたいとしていますが、基準を満たしていない疑いのあるダンパーは、全国で1万本以上に膨らむ可能性があり、メーカー側の対応も不透明なままです。