NY株、反発=政府閉鎖解除や好決算で
【ニューヨーク時事】週末25日のニューヨーク株式相場は反発。米政府機関の閉鎖が一時的に解除される見通しとなったほか、企業の好決算が相次ぎ、投資家心理が改善した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比183.96ドル高の2万4737.20ドルで終了。ダウの上げ幅は一時300ドルを超えた。ハイテク株中心のナスダック総合指数は91.40ポイント高の7164.86で終わった。 調査会社リフィニティブによれば、米主要企業500社のうち112社が決算発表を終え、このうち72.3%が市場予想を上回る内容となった。またトランプ大統領が記者会見で、閉鎖が続く一部政府機関について、2月15日まで3週間再開させる暫定予算案に署名する考えを表明。過去最長に及んでいる政府閉鎖が米経済に悪影響を与え始めていただけに、安心感が広がった。