マンションの「妥当な」売却価格とは?不動産会社任せは 3月24日(日)6時0分 ダイヤモンドオンライン
不動産会社から査定額を教えてもらうときには、価格算出の参考資料である「成約事例」を教えてもらいましょう。 成約事例は、時期(年)によって、価格が高いとき、低いときがありますが、実際にそのマンションが本当に売れた価格です。 複数のデータを平均化することによって、そのマンションのポテンシャル、資産価値を推測できます。成約事例の他に、現在、自分のマンションの他の部屋が売りに出ていないかを確認します。もし売りに出ていたら、ライバル物件となります。そのライバル物件の価格は、自分の物件価格に影響する可能性があります。価格だけでなく、自分の物件より優っているのか、劣っているのか。広さ、階数、位置、バルコニーの向き、リフォームの有無、売り出しからどのくらい経過しているかなどを確認します。さらに自分のマンションだけではなく、同一需給圏内の築年数やグレードが似ている他のマンションも確認します。自分のマンションと比較して、いくらくらいであれば購入するのかと、購入者目線でも考えてみましょう。