ソフトバンクが仕事始め 特別チームアドバイザー兼務となる王会長「特に今年はやるのみ!」 2022/01/05 11:11
ソフトバンクは5日、ペイペイドームの球団事務所で仕事始めを迎えた。王貞治球団会長(81)は壇上で2022年の抱負を語った。 「悔しくて忘れられないんですけど、そこに思いを置いても仕方ないですし。われわれは前に進むしかありませんので。毎年のことではありますけど、特に今年はやるのみ!という感じですよね。チーム一丸になって戦い抜きます」 チームは昨年4位に終わり、8年ぶりのBクラスを味わった。藤本新監督体制で再発進する中で、王会長も新たに「特別チームアドバイザー」の肩書を背負うことになった。「今までは肩書が『会長』だけでしたから。選手との距離を感じていました。もうちょっと距離を近くして(選手との)やり取りが増えてくればいいなと思っています」と腕をまくった。 藤本新監督は新主将に柳田を指名した。これには王会長も「チームが変わるときですから。柳田君が先頭に立ってくれるのはチームにとっては本当に心強い。彼は全力型なので張り切りすぎたら怖いですけど、故障しないように、背中で引っ張っていくという、そういう気持ちでやってほしいですね」と背中を押した。サンケイスポーツ