札幌・観測史上最大の大雨&雲石峠は土砂崩れで通行止め 道内各地でことし一番の大雨
STVニュース北海道 (藤得記者)「こちら現場です。コンクリートで一面覆われていたのが、隣は崩れて土砂がむき出しになっています」 札幌市豊平区西岡4条10丁目で2024年7月29日午前10時半すぎ、「裏庭の土砂が崩れた」と警察に通報がありました。 けが人はいませんでしたが、付近の住人が避難しました。 関係者によりますと、コンクリートが老朽化していたため、土地の所有者が近々工事する予定だったといいますが・・・ (工事を予定していた業者)「完全に雨の影響。上の土が崩れてそれに押された擁壁が倒れた感じ」 前線をともなう低気圧が北海道を通過し、道南や道央ではことし1番の大雨が降りました。 札幌市や小樽市では午後6時までの48時間の降水量が、7月として観測史上最大となっています。 八雲町の見市川は一時、氾濫危険水位を超えました。 また、町内の国道277号・雲石峠はおよそ20メートルにわたり道路沿いの木や土が流れ出し、通行止めとなっています。 復旧のめどは立っていません。 道東では29日夜遅くにかけ、まとまった量の雨が降る恐れがあります。 大気の状態が不安定なため、突風や落雷にも注意が必要です。 最終更新:7/30(火) 12:15 STVニュース北海道