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カテゴリ:国際報道
新型コロナウイルス 30日午後、新型コロナウイルスの20日から26日までの新たな感染確認の状況が発表されました。北海道全体では6.61人で、前週より0.63人だけ増えたものの、大きな増減はありません。一方、インフルエンザは拡大が止まりません。 新型コロナの新規感染者数は、5月8日の「5類」移行後、これまでの全数把握を取り止め、北海道内30の保健所単位で、指定した医療機関からの報告に基づく定点把握となっています。 11月20日から26日までの1週間、30か所の保健所単位で指定した医療機関の報告を平均した1日あたりの新規感染数は、下記のようになりました。 北海道全体では6.61人で、前週(13日~19日)の5.98人と比べると、0.63人だけ増加しました。前週を上回るのは、2週連続ですが、大きな増減のない状態が続いています。 また、30の保健所別では、前週より増加したのは、札幌市、小樽市、岩見沢、倶知安、富良野、帯広、釧路など、18地点で、先週の15地点を上回りました。 ◆全道 6.61人(前週5.98人、前々週5.87人) ・札幌市 4.84人(4.18人) ・小樽市 8.00人(4.60人) ・函館市 6.90人(7.10人) ・旭川市 5.31人(6.23人) <石狩、空知、後志地方> ・江別 5.00人(8.00人) ・千歳 5.75人(3.63人) ・岩見沢 11.13人(6.00人) ・滝川 9.50人(6.50人) ・深川 3.67人(7.33人) ・倶知安 12.25人(18.25人) ・岩内 7.50人(1.00人) <胆振、日高、渡島、桧山地方> ・室蘭 8.38人(6.13人) ・苫小牧 5.38人(4.75人) ・浦河 3.00人(2.33人) ・静内 6.00人(7.33人) ・渡島 3.29人(4.00人) ・八雲 3.33人(5.67人) ・江差 3.00人(5.00人) <上川、留萌、宗谷、オホーツク地方> ・上川 8.33人(8.00人) ・名寄 8.40人(6.80人) ・富良野 14.00人(9.00人) ・留萌 3.00人(6.33人) ・稚内 3.50人(5.38人) ・網走 0.60人(1.80人) ・北見 5.71人(4.29人) ・紋別 6.60人(5.00人) <十勝、釧路、根室地方> ・帯広 13.17人(13.00人) ・釧路 13.18人(8.82人) ・根室 5.00人(1.50人) ・中標津 6.00人(5.50人) ちなみに、同じ「5類」のインフルエンザの場合、10.00人で注意報、30.00人で警報レベルとされています。 30.00人以上となったところは、9週連続でありません。 また、20.00人以上も7週連続ありませんが、10.00人以上は、最多の富良野、岩見沢、倶知安、帯広、釧路の5地点で、前週の2地点を上回っています。 ※注意報 流行の発生前なら、今後4週間以内に大きな流行の可能性あり、発生後なら流行が継続の可能性。 ※警報 大きな流行が発生、または継続しつつある可能性。 一方、インフルエンザは、かつてないペースで拡大が続いていて、初めて全道で50.00人を上回り、51.90人(前週39.21人、前々週25.78人)となりました。 札幌市も59.96人(前週41.38人)で、7週連続で30.00人以上の警報レベル、最多の静内104.00人と江別102.00人の2地点で、100.00人を上回っています。 <インフルエンザ報告数、30.00人以上の警報レベル地点> ・札幌市 59.96人 ・小樽市 77.60人 ・江別 102.00人 ・千歳 45.38人 ・岩見沢 69.13人 ・滝川 32.33人 ・深川 70.67人 ・室蘭 40.13人 ・苫小牧 48.63人 ・静内 104.00人 ・江差 32.67人 ・名寄 73.40人 ・富良野 76.00人 ・留萌 38.33人 ・稚内 42.13人 ・北見 56.29人 ・帯広 66.25人 ・釧路 59.73人 ・根室 53.00人 ・中標津 66.00人 ※10.00人未満は紋別だけ 北海道によりますと、51.90人は直近10シーズンで2番目に多く、11月の50人超は初めてです。 特に子どもの感染が多く、小児科の外来診療がひっ迫の情報もあるということです。 また、咽頭結膜炎、いわゆるプール熱も全道で7.99人に上っていて、注意が必要です。 北海道放送(株) 最終更新:11/30(木) 15:47 HBCニュース北海道 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 30, 2023 07:17:09 PM
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