怪獣亭非日常

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• 資料性博覧会3は70年代特撮ぬりえノート大百科第3弾

  11/23に中野まんだらけで行われる資料性博覧会3に怪獣少女＆麗しのパチ部屋は参加します。今回の新刊は「70年代特撮ぬりえノート大百科」の3作目、オリジナルヒーロー・パチもの編。70年代らしいヒーローやパチモン怪獣が続々登場のその筋の方にはたまらない一冊です。

  2010.11.11

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• 怪獣軒のシルバー仮面シリーズソフビ、タイタン星人発売中です！

  怪獣少女が原型を担当した怪獣軒のソフビ、タイタン星人が通販限定で発売中です。立体化に恵まれないシルバー仮面の等身大星人のひとつですが頭頂25ｃｍのボリュームのあるソフビに仕上がったのではないかと思います。スタンダードにモスグリーンも良いけど突飛な赤メタが結構そそるのではないかと思いますが如何でしょうか。詳しくは下記の怪獣軒まで。 怪獣軒　タイタン星人発売中

  2010.09.28

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• タックル超画報発売中になりました

  「電波人間タックル超画報」、9/19（日）現在通販中です。お早めにどうぞ。 まんだらけ怪獣少女通販ページ

  2010.09.19

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• 仮面ライダー同人誌通販開始です

  お待たせしました。先日頒布しました同人誌の通信販売開始です。 まんだらけ怪獣少女通販ページ新刊を再度紹介。「仮面ライダー激闘マガジン2」うるとらわいるど7の完全新作漫画描き下ろし2編を収録。・「仮面ライダーWフォーエバーAtoZ運命のガイアメモリ」最新劇場版のうるとらわいるど７風コミカライズ。映画とは一味違う展開、翔太郎の名台詞に注目の一編です。・「タックル×タックル　まんが大戦1975」ライダー大戦で命を落とした岬ユリコが岬ユリ子と運命の出会いを・・・。仮面ライダーディケイド「ストロンガーの世界」ともいうべきエピソード。シャドウ、タイタンに加え幻のブラックサタン最強・最高幹部、ゾル大佐・蜂女率いるショッカー女怪人軍団が参戦します。※通販ページでは「2」が抜けていますが一番うえのものです。確認してご購入下さい。「電波人間タックル超画報」ハナ、コハナの2冊に続く怪獣少女謹製のヒロイン画報シリーズ第3弾。タックルファン待望の最初から最後までまるまる1冊のタックル全集。タックル・ユリ子の名場面・名台詞、全衣装からユリ子の墓まで特集した1冊です。うるとらわいるど７の「ふたりはタックル」は激闘マガジンの漫画の続編・完結エピソードです。そのほか豪華ゲストによるタックル漫画もたっぷり収録。新刊の他既刊も在庫があるようです。「平成仮面ライダー最終回マガジン」など在庫の少ないものもあるのでよろしければお願いします。↓こちらは「仮面ライダー激闘マガジン2」の裏表紙です。

  2010.08.29

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• 仮面ライダーＷ　ラスト1回残すのみ　ファム・ファタール園咲冴子・・・

  仮面ライダーＷはいよいよ最終局面、あと1話を残すのみ。 主人公である左翔太郎はここ数回、風都崩壊の危機に直面（劇場版）し最強の敵テラーに恐怖し身動きできなくなり、そして今回の前後編では人類滅亡と相棒を失う極限の選択、と続けざまに困難に直面している。 翔太郎はこれらの選択に戸惑い苦悩し言う。 「俺は自分に自信がもてないんだ」 非情になりきれないその脆弱さ、まさにハーフボイルド。 と同時にフィリップがいないと半身に過ぎない半人前の意味でもある。 その弱さゆえに仲間を傷つけられた翔太郎反撃の一手、たった一人の戦いは最後の敵・ユートピアドーパントを追い詰めるもフィリップを喪う未来は避けられなかった・・・。 フィリップと翔太郎（海辺でお互いのことを問い直すキャッチボールのシーンが極めて印象的）の最後の戦いの影に隠れているが実はこの回のみどころはこれまで感情移入の余地もなくただかたちだけの最後の敵、だと思われていた加頭、そして園崎冴子にある。 財団Ｘの人間である加頭が何故人間が存在しない世界を生む人為的な厄災「ガイアインパクト」を起こそうと思うに至ったか。 登場から感情の欠如した話しぶりが感情豊かなＷ世界の登場人物とあまりに異質だった彼は映画版で描かれた生ける死者・ＮＥＶＥＲと同じ存在であった。 彼が実現しようとしたこと、それは愛する冴子の願いを叶えること。 彼は彼女の真意を理解していなかった。 感情を相手に巧く伝えらない彼は最愛の人にその愛を理解されない。しかも最後は彼女を自らの手で殺してしまう。 それでも一人きりの虚しき理想郷を目指した男の絞り出すような最後の言葉は「人を愛することが罪だとでも・・・」であった。 何と悲しき異形の愛、その結末だろうか・・・。 ハードボイルドに欠かせないもの、それが男を破滅させる運命の女、ファムファタールの存在。仮面ライダーＷはその第1回目から幾度もファムファタールを描いてきたが最後までそれを貫いたのは称賛に値する。 園咲冴子。 彼女を愛する男たちをことごとく死に追いやった、まさに「死を蒔く」運命の女。 彼女が最後に妹のために死んだ、のはせめてもの救いなのかもしれない。 「私が若菜を助けようとして死ぬなんて・・あんなに憎んだ妹を・・最低」 「仮面ライダーＷ」の魅力、それは登場人物一人一人を最期まできっちり描くという姿勢にあるのではないだろうか。 巨怪・園咲琉兵衛のあまりに人間的な哀しい心情と最期もそうだが 悪役の最期、しかも難しい役柄である後から登場した付け足しのようなラスボス、その最期がここまで描かれれば「悪役冥利」につきる、というものだろう。 残りあと1回、いまだ迷い続けるハーフボイルドの探偵と風都の心優しき人々は果たしてどんな結末をむかえるのだろうか・・・。 そして園咲若菜は・・・。

  2010.08.22

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• コミケ78の終わり、コミケ79の始まり

  コミケの暑い夏が一足先に終わりました。・・・いや尋常じゃなく暑い夏はまだまだ続きそうですが。ご来店、お買い上げいただいた皆様ありがとうございました。 今後は通販＆店頭の委託販売の予定も控えておりますのでもう少々お待ち下さい。 さて次回は11月の資料性＆年末のコミケ。 次は コミカライズ「鉄人タイガーセブンVS電人ザボーガー」 コミカライズ研究「ゴジラコミカライズ2　怪獣王＆モスラ来襲編」 コミカライズ「仮面ライダー激闘マガジン3」 の予定（あくまで予定）です。夏から冬の短い期間にこんだけいけるのか？！ はてさてどうなることか・・・。 期待しないでお待ちください。

  2010.08.16

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• タックル超画報　コミケ３日目でも発売

  「電波人間タックル超画報」および「仮面ライダー激闘マガジン」をコミケ３日目、８月１５日も頒布します。東館T３１aの「麗しのパチ部屋」です。パチ部屋では古本マニアを巡る生々しい真実を描いた幻の傑作ギャグ「マンゲリラ第１巻」（プレロイヤリティーマンepも掲載）や「パチ怪獣大図鑑」シリーズ、70年代特撮ぬりえノート大百科 等身大編などもありますのでコミケに行かれる方は是非お立ち寄りください。

  2010.08.14

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  コミケ78の怪獣少女はタックル祭りで

  早くもコミックマーケット78まで2週間をきりました。怪獣少女はコミケ78の一日目、8/13に参加します。今回の新作はこれ。 うるとらわいるど7の完全新作漫画描き下ろし2編を収録。「タックル×タックル　まんが大戦1975」「仮面ライダーWフォーエバーAtoZ運命のガイアメモリ」戦いで命を落としたはずの平成のタックルが昭和のタックルの世界へ飛ばされた！ブラックサタン最強・最高幹部との戦いに苦戦するストロンガーに勝機はあるのか？ここでしか読めない２人のタックル夢の競演25ページ！もう一本は恒例新作劇場版のコミカライズになります。 昨年冬の劇場版で復活した電波人間タックルをフィーチャーした「電波人間タックル超画報」。ハナ、コハナの2冊に続く怪獣少女謹製のヒロイン画報シリーズ第3弾です。今回は・ユリ子　愛と感動の激闘史（イラストとセリフで綴る岬ユリ子名場面＆名台詞）・仮面ライダーストロンガーコミカライズ全集～タックルを中心としての読み物に加え・タックル拷問史（AB-ONSEN）・蓑虫女の白昼夢（TAKA）・ふたりはタックル（うるとらわいるど7）・タックル×タックル×？？？　トリロジー（くまもとSS）・ちょんげら。氏によるスペシャルな特殊漫画の5編を掲載の大ボリュームの一冊。「ふたりはタックル」は「タックル×タックル　まんが大戦1975」の続編になります。以上の他既刊「ゴジラコミカライズクロニクル」「仮面ライダー激闘史」「ウルトラ大決戦BOOK」「ハナ超画報1＆２」ももっていきます。8/13にお時間ありましたら国際展示場のコミッマーケット78、東館ユ07-a迄是非足をお運びください。

  2010.08.01

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• 怪獣軒のタイタン星人

  ワンダーフェスティバルでのご来店ありがとうございました。今回ブースの方で展示したタイタン星人のソフビ原型の写真を挙げておきます。こちらは怪獣少女の方で原型を担当した作品です。怪獣軒さんの商品なのですが最近HPを引っ越してしまってリンク先がわからない方がいらっしゃるようなので以下にリンクを貼っておきます。怪獣軒新ホームページへ現在はシルバー仮面（等身大）の2期を販売中。1期もまだ在庫あるみたいです。タイタン星人は順調にいけば9月頃には発売の予定です。今はジュリー星人の製作に入っています。あとギルギス星人も進行中。コンプリへの道はまだまだ遠いです。まだ等身大星人でも・シャイン星人・ピューマ星人・ゴルゴン星人・キマイラ星人が残っています。ジャイアント星人は他のメーカーさんから過去に出た商品をとりあえず除いても・ローム星人・ノーマン星人・ボルト星人・モーク星人・ギラスモン（キリー星人は・・・おまけ？）・ガイン星人・ゾール星人・バーナー星人抜けはないかしら・・・まだ補完の道は遠いなあ・・。私個人の考えではボルト星人がほしいけどあのトゲトゲを抜くのが大変そう。ゴルゴン星人は完全体を作るとボリュームも金額もえらいことになりそうですが・・。これが欲しいというご希望があれば教えてください。

  2010.07.28

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• ワンダーフェスティバル2010夏はノウゲルゲで

  7月25日（日）に幕張メッセで開催されるワンダーフェスティバル2010夏に怪獣少女は参加します。販売は超人バロム1の魔人シリーズ、ヒャクメ、クチビル、ウデに続く第4弾ノウゲルゲのレジンキットです。ホール4の28-16で定価3000円で販売します。。また怪獣軒の発売予定タイタン星人の原型なども陳列の予定です。パチ怪獣も少しあるかな。ご来場予定の方は是非足をお運びください

  2010.07.23

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• すがやみつる版「仮面ライダーストロンガー」をタックルを中心に読む

  冒険王版「仮面ライダーストロンガー」は「新・仮面ライダー」から本作までの第一期ライダーシリーズ全ての漫画化を手掛けたすがやみつるによって描かれている。 別冊付録などは競合するテレビマガジン、テレビランドではやっていなかったせいもあり漫画の分量は他誌を圧倒。75年4月号～1月号までで全10話、450ページ超が描かれた。 暴力・残酷描写を強烈に描きつつ家族や恋人同士の愛情をストーリーの中心に据えたドラマチックな作風でライダーを描いてきたすがやだが本作では過激なスプラッタ描写はやや少なくなりストロンガーと彼を慕うタックルを中心にした正統なヒーローものに近い作品になっている。 以下に登場した怪人などについてデータを挙げてみよう。 第1話-オオカミン、ガンガル、カマキリ奇械人（Ａタイプ）第2Ａ話-トラフグン、ゴロンガメ、タイタン第2Ｂ話-クラゲ奇械人、奇械人サソリ 第3話-奇械人ワニーダ、奇械人モウセンゴケ第4話奇械人ハゲタカン、カマキリ奇械人（Ｂタイプ-映像に近い） 第5話-タイタン、ジエネラルシャドウ（以下9話を除く全話）、メカゴリラ、クワガタ奇械人第6話-ケムンガ・ドクガラン、百目タイタン 第7話-岩石男爵、ドクターケイト、オオカミ長官、ドクロ少佐、荒ワシ師団長、隊長ブランク、鋼鉄参謀（荒ワシ師団長以外はデルザー集合場面にて）、百目タイタン 第8話-ドクターケイト、岩石男爵　第9話-ブランク、狼長官、ヘビ女、岩石大首領　第10話岩石大首領 （注※第2話Ａは冒険王春休み増刊号に掲載。） 冒険王版は茂が復讐のためにブラックサタンに自ら改造されるのではない。ある組織から脱走しようとした茂が拉致、改造され映像とは逆に改造台に縛り付けられた茂がユリ子に助けられるという流れである。 余談だが脱走の際に茂と一緒に脱走したケンジが語るかたちで「背中に星型の痣がある妹」という伏線が引かれる。しかしこれが回収されることはない。 当然これはユリ子のことではないかと思われるが初回でセミヌードになるユリ子の背中に痣はないのだ。 タックル・・・岬ユリ子は本作においてはしばしば身を呈してストロンガーを救う。全エネルギーをストロンガーに与えたり酸素ボンベの限界で毒ガスで窒息して死に瀕した茂に捨て身の人工呼吸をしたりする。全編ユリ子は茂への好意を隠そうとはしない。 第２B話、元気のない茂にユリ子は買い物に行った時のことを話す。 「わたしねきょうエプロンをして買い物にいったらおくさんですかなんていわれちゃって　失礼ねえ　こんなに若いのに　ねえ」 生返事の茂にユリ子は心配そうな表情を浮かべる。 その後、奇械人サソリを倒した後にユリ子は「わたし　わたしあなたのこと・・・・・・」と愛を打ち明ける。 茂は「やめろタックル・・おれたちはブラックサタンと戦う戦士だ！戦士は男でも女でもない・・・・・ ブラックサタンを倒す日まで人間になることは許されないんだ」とそれを拒むのだ。 その後も茂とユリ子は思いを胸にお互いに助け、助けられる。タックルの献身がなければストロンガーは戦いに生き残れなかった。まさに最高のパートナーなのだ。 冒険王版の特徴というと岬ユリ子のコミカルかつちょっとエッチな描写だろう。 第一話からしてカマキリの奇械人にパンツと靴下だけの裸にされてしまう。奇械人の「最後の一枚いただいたあー」がおかしい。 全裸で変身して「かっこよくタックル参上」、しながらひとコマであっさり倒されるおまけに泣きながら化粧を直す様子がかかれている。 「もみあって」と聞いてＨなことと誤解して茂に殴りかかるなどの描写も（かなり強引だが）おかしい。 そして何といっても第9話の「女の武器を使う」話。牢に捕らわれたタックルがストリップでケイト戦闘員を籠絡する件が すがや版タックルの骨頂といえるのではなかろうか。 そんなタックルに最後の時が来る。再改造手術（すがや版ではドクターケイトが超電子人間への改造を行っている）後で不調のストロンガーの絶対の危機にタックルはガソリンを浴びせたドクターケイトに突っ込み電波をスパーク（触角を交差させて・・・という能力はこれ以外にみられない）、炎上させキックの機会を作る。 「ストロンガーが・・・茂が殺されるのなら・・・このタックルの命をかわりにあげるよ」 「いつもどじばかりふんでたけど　あたしにできるのはこれくらいのものよ　さあ早く」 ケイトを超電スクリューキックで倒したストロンガーの前には瀕死のタックルが横たわっていた。 「タックル・・・」 「そうよ私は電波人間タックルよ　だから・・・　涙を流すこともできなかった　茂・・・・あんたのことを・・・・好きだなんて」 「タックル！　タックル　タックル」 ストロンガーはタックルを抱いたまま号泣する（文字通りストロンガーの目から涙が・・・）。 「タックル　おまえの戦いは終わった　だれもじゃましない海の底でしずかにねむるがいい」 ユリ子の遺体を海に投げ込む茂・・・。 「タックルのばかやろう　おれだって　おれだっておまえが・・・・」 茂は空に浮かぶユリ子のイメージにデルザー軍団を倒すことを誓う。 「見ていろタックル・・・デルザー軍団はかならず　このおれが息の根をとめてやる・・・ぶっこわしてやる」 タックルの最期はテレビマガジン、テレビランドでも描かれるがいずれもドクターケイトの毒に侵されて、という描写はない。テレビランド版がドクロ少佐と相撃ちになる、という展開をするのを除けばストロンガーを救うためにタックルは命を落とすことになるのだ。 冒険王版は激しく愛を乞いながら生きた彼女らしい最期を描き切った、と言ってよいだろう。 ただ遺体を海に投げ込む・・というのはいささか乱暴な気がしないではないが・・・。

  2010.07.18

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• パチ怪獣大図鑑3発売

  「麗しのパチ部屋」から「パチ怪獣大図鑑」の第3集が発売されます。6/27のサンクリで発売、以降イベント等で随時発売の予定です。今回もパチ記事と日本で唯一のパチ怪獣漫画がたっぷり読めます。詳しくはこちらで！http://teleman.cocolog-nifty.com/blog/2010/06/post-24a6.html

  2010.06.27

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• 怪獣軒のシルバー仮面　

  4/25日曜日、東京千代田区の科学技術館で行われるスーパーフェスティバルの「怪獣少女」（配置ＮＯ．Ｊ－７）にて「怪獣軒」さんのシルバー仮面のソフビを販売します。通常のＳＴサイズより大きめの新たなラインでの第一弾になります。今後は同サイズの宇宙人の発売も予定されていますのでまずはこのボリューム感を感じていただけたら、と思っています。シルバー仮面は８０００円で発売の予定です。今回会場でお買い上げいただいた方にはシルバー仮面シリーズの宇宙人ミニソフビを１体差し上げます（商品はランダムになります）。またシルバー仮面のミニソフビセット、アートカラー、メタルカラー・・・人気のリアル塗装版も若干数発売しますのでこの機会にぜひ。写真は原型のテストショットです。そのため色や形は商品とは異なります実際の商品は会場でのお楽しみ・・（私もみてないのです）。

  2010.04.23

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• 資料性博覧会で「70年代特撮ぬりえノート大百科」第二弾

  「怪獣少女＆麗しのパチ部屋」は2010年5月5日、中野まんだらけで行われる資料系同人誌イベント「資料性博覧会」に参加します。資料性博覧会新刊はAB-ONSENさんの主催する「麗しのパチ部屋」から「70年代特撮ぬりえノート大百科　等身大編」。前回発売した巨大ヒーロー編に続く第二弾。前巻同様、70年代特撮・怪獣汁がドバドバ出まくった濃厚スープのような超こってりな一冊です。「怪獣少女」からは既刊「ゴジラコミカライズクロニクル」、そしてコピー本「サンダーマスクソフビ図鑑」を若干数販売の予定です。ご興味おありの方は是非中野のまんだらけまで。また4/25（日）はスーパーフェスティバルで怪獣軒さんのちょっと大きなシルバー仮面ソフビも販売予定です。こちらも宜しくお願いします。

  2010.04.11

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• 2/9ワンダーフェスティバル2009冬情報　ウデゲルゲ

  忘れてましたが、「超人バロム1」よりウデゲルゲ。まさかの競作状態に夏は驚いてしまいました。最後の販売になります。

  2010.02.01

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  ワンダーフェスティバルの怪獣少女はシルバー仮面

  怪獣少女は2月7日の日曜日、幕張メッセ国際展示場で行われるワンダーフェスティバル2009冬に参加します。http://www.kaiyodo.co.jp/wf/サークル配置は　Ｃ15-10になります。今回の出品は前回も展示したミニパチ怪獣（レジンキャスト）フィギュアを塗装済み完成版で販売します。エッチやキュラドロス、オキシドロン、ブランピーター（！）、ロボース・・・それぞれ手塗りのカラバリありで少数の販売です。前回コミケで販売したライダー、ウルトラ、ゴジラ本も持っていきます。準備が出来ればサンダーソフビ本の追加分あるかも（今のとこ未定です）。でこちらがメインなのですが・・怪獣軒さんのシルバー仮面ミニソフビセットを販売させていただくことになりました。リアル塗装版アート塗装版メタル塗装版の以上3種です。6個セットが各12000円です。それぞれ限定10個となります。お時間がある方は2/7は是非幕張でお会いしましょう！怪獣軒さん1年ぶりの新作、シルバー仮面・スタンダードサイズ（とはいえやや大きめ！！）が怪獣軒ＨＰで受付中です。いい感じのレトロとリアルのせめぎあいがなかなか・・ではないでしょうか。こちらも是非ご確認ください。http://www.kaijuuken.jp/

  2010.01.30

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• 「突撃！ヒューマン!!」と「昭和の情景」

  幻のヒーローが復活、で話題のＤＶＤ「昭和の情景」を観た。昭和30-40年の仙台のさまざまな記録映像集で仙台という街に思い入れのある人は楽しめるＤＶＤだと思う。音楽・冬木透、ナレーション・矢島正明、という昭和40年代的に豪華作りは作り手の趣味が色濃く感じられる。せんだいＣＭ特捜隊による分厚いブックレットはウルトラセブンの話（蒸発都市は仙台の卸町・・・とか）に脱線する少々偏った内容になっていて好感がもてるようなそうでないような・・・。噴水ジュース販売機オアシスの図面が載ってたり東北大博覧会の怪獣ブリゴンの写真もみられるのでそれはそれでイイ。さて問題の「突撃！ヒューマン!!」の映像。バリハイセンター及び百貨店エンドーチェーンにおけるふたつの「突撃！ヒューマン!!」ショーの映像が収録されている。映像そのものはヒューマンが戦闘員や怪獣と戦っている幾つかのシーンをたまたまそこにいた方が8ミリで録画していたものなのでヒューマンサインを回したりヒューマンが飛んできたりするわけではない（いや、百貨店の屋上なのでもとからないと思う）。エンドーチェーン版では・フラッシャーブラックマスク（後期の戦闘員、ですな）・メガヘルツ・インパルスが登場する。特異なデザインであるインパルスの背中の形状がはっきりわかるのとボリュームある最後の怪獣インパルスのまだ綺麗な姿が確認出来るのは貴重。ヒューマンの怪獣たちはのちに「行け！グリーンマン」に登場しているのだけれどすっかり形状がかわってしまったものが多い。思うにこういう怪獣ショーを巡業してグリーンマンで再登場、みたいな流れなんだろうね・・・。なので番組終了直後の綺麗な状態の2怪獣が確認できるのは素晴らしい。誰かヒューマン怪獣とグリーンマン怪獣のＢＥＦＯＲ　ＡＦＴＥＲを比較してくれないかなあ・・凄く読みたい・・。問題はバリハイセンター版。まずヒューマンがベルトをなくしている。・・・ベルトがないライダーは変身不可だがヒューマンのはなくて大丈夫なのか？登場する敵はレッドアイフラッシャーが3人程。こちらはたすきをしていない。フラッシャーは青とか赤とかクィーンとかたすきの色違いとかがあるけど決めごとあったのかなあ・・。まあ、ベルトはいいのだけど（よくないような気もするけど）一番の問題は敵の怪獣・・・どうみてもキノコな他所の悪の怪人な方が紛れこんでおられます・・。このヒューマン対キノコの人の異作品間交流対決がこのＤＶＤ一番の見どころかもしれない。このＤＶＤまだ他に八木山ベニーランドの「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」ショーなどの映像も収録されている。モッグス（だよね・・自信がない）、ギラギンド、サタンキング（注：見直したら白いひげとかあるのでテングドン）が登場。仲良く並んでなぜかタイガーマスクらしい虎の絵が描かれた色紙にサインするゴリとスペクトルマン、というのが牧歌的でいい光景だ。以下、追記再度確認したところエンドテロップにもあるのだがこのアトラク8ミリ映像には上記の3つ以外に以下のものも収録されている。・南光団地でのスペクトルマンショーゴリ、赤い鎧のラー、クルマニクラス、ダストマン、オロチっぽい人（誰か教えてください）・西花苑の帰ってきたウルトラマンショーレッドキラー（本編流用か？）、サドラ、ウー、エレキングいずれも短いがちょっと興趣がわく映像である。こういう昔の怪獣ショーの映像集がとても観たくなった。ウルトラ関係のやつはニュース映像みたいのをオマケＤＶＤなどで見かけるけれど他の作品の分もないのかしらん・・・。

  2010.01.22

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• 新年のご挨拶

  年も明けてしまいました、2010年、今年も宜しくお願いします。今年も特撮・怪獣を中心に色々書いていこうと思っておりますので宜しくお願いします。昨年はライダー、ウルトラ、ヤマトが同時劇場公開・・・と21世紀がこんなことになっていようとは子供のころには勿論、1990年代はじめあたりにも思っていませんでした。よく考えると昭和40年代の雑誌に載っていた21世紀・・は実現してませんね。街に巡らされたチューブ式の乗り物も宇宙ステーションも。それにしても正月からライダーはとりあえず・・・戦隊の展開には・・・。「侍戦隊シンケンジャー」のこの誰も観たことのなかった展開は正月から驚愕。戦隊史上最大のサプライズ・・・ボウケンジャーを越えた・・・それちっちゃい・・・ではなかろうかと。1月の最大の注目はシンケンジャー、ということになるかもしれません。というわけで今年も古いの・新しいの・ばかばかしいの、さまざまな怪獣ネタで行きたいとおもいますのでお付き合いいただきますよう・・・。

  2010.01.03

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• コミケ77最終情報

  コミケ77怪獣少女の最後の一冊、コピー本やっと完成です。「サンダーマスクソフビ図鑑」サンダーマスクの魔獣はミニソフビでコンプリ発売されていた・・というテイのサンダーマスクソフビのカラー図鑑です。サンダーマスクと魔獣合計32体のフェイク・ブルマァク風ミニソフビを怪獣図鑑風に仕立てたサンダーマスクファン以外には何の役にも立たない1冊です。ご興味のおありの方は12/31　東館　P12b　までお願いします。コピー誌ゆえ少部数です。売り切れの際はご容赦くださいね。

  2009.12.29

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  怪獣少女、2009年最後の新刊です

  怪獣少女からの告知です。怪獣少女はコミケ77に参加します12/31コミケ3日目 東館　P12b　怪獣少女 新刊 ・『仮面ライダーW＆ディケイド激闘マガジン』 最終回マガジンの続編オールライダー完結編、ディケイド最終回を掲載！！新作映画の蜂女VSタックルにも注目の一冊 です・『ウルトラ大決戦BOOK』 内山リスペクトな新作映画公開記念！メロス登場編と劇場新作コミカライズの二本立て・『ゴジラコミカライズクロニクル』 酒井ゴジラならぬ坂井孝行ゴジラを語りつくす平成ゴジラコミカライズ研究本 第一弾以上3冊です。 既刊の ・『平成仮面ライダー全最終回マガジン』 ・『仮面ライダー　ハナ超画報』1巻、2巻 もあります。 多分『平成仮面ライダー全最終回マガジン』はこれで最後の販売になると思いますのでお買い逃しのないよう。 サンダーマスク本は新刊ありません・・・前回の残りが若干残りがあるかも・・。微妙ですがコピー本があるかもしれません・・未定です。年末の忙しい折ですがお時間のある方は是非お運びをいただけますよう・・・。

  2009.12.23

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• 行間を読む　　最後の大ま人マンドリラー

  サンダーマスクのコミカライズは秋田の冒険王と小学館のサンデー、および学年誌で行われたのだけれどオリジナルの魔獣や怪人が登場するものが幾つかある。手塚治虫版のデカンダーとデカンダーの変異体というべき怪獣群、やまと虹一版のデカンダ配下の哀れな犠牲者である少女やサンダー星人、それに大仏・・・。小学一年生に掲載された「サンダーマスク」（原成＝池原しげと）の学年の終わりである三月号では高瀬姉弟を操って光一を殺そうとした大魔王ベムキングをサンダーマスクがあっけなくごく普通に倒してしまう。となれば大団円で終わり、のはずなのだが何故か終わらずに「つづく」、の記載が。「小学一年生」73年三月号の連載漫画はすべて同様に「つづく」と記載されておりこれは恐らく編集上のミスではないかと思われる。これを受けた「小学二年生」の四月号はそれらの本来終わっていたはずの漫画を掲載せざるを得なくなり苦肉の策として『パン太くん』『魔人ハンターミツルギ』『かいけつタマゴン』そして『サンダーマスク』を4段に分割し帯状に4ページ・・・ベルト漫画とでもよぶべきか・・・のかたちで最終回として掲載した。内容的には帯状、というコマの小ささからすべて顔のアップからバストショット。サンダーマスクと高瀬姉弟の会話→マンドリラーの出現、デカンダの復讐の口上→マンドリラーをサンダーアローで倒すサンダーマスク→姉弟に別れを告げ去っていくサンダーマスク、涙の姉弟という流れがわずか10コマ、しかも同じ大きさのコマで描かれている。ベムキングが死んでいることもあり新たに敵として描かれた自称「最後の大ま人」マンドリラーは「デカンダの敵うち」のためにサンダーマスクに挑戦、サンダーアローであっけなく瞬殺されてしまう。大体、小学一年生版ではデカンダは連載第二回以降登場せず倒されるシーンもないので逆恨み・・・のような気もするのだが・・・。当時のＴＶまんが（昔のいいかただ・・この場合アニメのみならず特撮も含む）のコミカライズ作品はしばしば行間を読め、みたいな部分があった・・。どういうことかというとテレビと漫画が相補関係にある、ということ。たとえば「仮面ライダーストロンガー」のテレマガ版のコミカライズではタイタンは出てこずいきなりよみがえった百目タイタンとして出現する。タイタンはテレビで出ていたのを読者は知っているので問題ない、という描き方だ。ただ、サンダーマスクの場合、ベムキングの倒し方まで違うのでいささか問題があるような。あと、どうでもいいけれどマンドリラーのデザインってこの回の漫画を担当した西井とおる（誰なんだろう？）氏のオリジナルデザインなんだろうか？オリジナルの魔獣には小学二年生三月号に登場したロボッガーがいる。鉄人13号のかわりに登場した最後の魔獣、なのだがこれもまたわずか2ページの見開きのためベムキング共々あっという間に倒されてしまうのだ。描いたのはサンダーマスの漫画を最も描いた男、長谷川猛氏。冒険王、別冊冒険王では鉄人13号を描いているのでこの号だけロボッガー、なのはなぜなのだろう。最後に別冊冒険王で描かれたベムキングの弟、ベムファイヤー。これもまたもの凄いデザインで描かれた謎の怪獣、なのだがこれはまた別の機会に。魔王デカンダの右ひとつおいてマンドリラー魔王デカンダの左斜め上がロボッガー絵の左下がベムファイヤー（かなりアレンジされてますが）

  2009.12.11

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• サンダーマスク検定、再び

  サンダーマスク検定の第二弾「サンダーマスク検定ＮＥＸT」を作ってみました。前回は易しかった（？）ので今回は難易度高め、サンダーマスク本編から漫画までのマニアックなものにしてみました・・・結果次第で第三弾も考えます。↓サンダーマスク検定NEXTこちらは前回の第一弾サンダーマスク検定

  2009.12.06

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• 『ゴジラVSスペースゴジラ』を今、観る

  前作「ゴジラＶＳメカゴジラ」で終わるはずだった平成ゴジラシリーズだがアメリカ版製作の遅れでシリーズは継続、となる。前作『ゴジラＶＳメカゴジラ』で描くべきことを描いてしまった感がありさらにシリーズを重ねる中で続編のムズカシサに直面した作品といえる。本作は宇宙に運ばれたゴジラ細胞が結晶生物と合体して戻ってくるというビオランテの要素にメカゴジラの後継機ＭＯＧＥＲＡの登場、さらにはモスラと小美人コスモスまで登場とこれまでのシリーズの要素を大量にとりこんでいる。・南海でのんびり繰り広げられるＴ-プロジェクト（ゴジラを人間の手、テレパシーで操る）・落ちこぼれのＧフォース隊員新城と佐藤の物語・三枝未希を巡る行き過ぎた超能力プロジェクトと未希の初恋・ゴジラへの復讐に執着する男とその男を思う女の物語・進退窮まるＧフォース司令官の苦悩・ＭＯＧＥＲＡＶＳスペースゴジラの宇宙戦闘・ゴジラ、スペースゴジラ、ＭＯＧＥＲＡの三つ巴の福岡決戦・・・まさに盛りだくさんのエピソード。しばしば平成・・のみならずゴジラ全作中のワーストと評されることの多い本作だが実際のところどうなのだろう。今回劇場公開で観て以来、実に16年ぶりに再見して気づくのは意外にも本作がある意味で非常にゴジラ映画らしい作品である、という点だ。南海のゴジラ、ゴジラの子供、操られるゴジラ、苛められるゴジラの子供、宇宙怪獣の襲来海へと去っていくゴジラ・・・昭和40年代のゴジラシリーズの終焉までの流れをそのまま一本にしたような作品・・・東宝チャンピオン祭りの再現こそがこのゴジラＶＳスペースゴジラではなかったかと。加えてこれも74年の『エスパイ』的に「愛によって覚醒する超能力」の要素まで入っている・・・・。思い返すと84ゴジラは「チャンピオン祭り」ゴジラの否定から始まった。しかし平成ゴジラは本作で「チャンピオン祭り的な」ティストを受容してしまったことになる。もともと84以降の平成ＶＳシリーズを気に入らなかった層もＶＳシリーズの支持者層も本作を否定する結果になってしまい本作は公開時に四面楚歌状態に陥ったのである。・南海のバース島でゴジラをテレパシーで操る・ゴジラジュニアとおじさん（ゴジラを殺そうとしている結城、演じるは柄本明）のチグハグなやりとり（あの火薬は・・）・超能力者が絡む産業スパイ戦・・・などは全てそれまでのシリーズの流れとはあまりに異質であった。脚本を担当した柏原寛司はこの映画をバディ・ムービーをやりたかった、と語っている。この場合の対となる組み合わせは新城と佐藤だったのかそれとも結城と新城だったのか。あるいは新城と未希、結城と千夏それとも結城と麻生司令官意外にもゴジラとＭＯＧERAか？主人公格である新城には結城の持つゴジラを殺すという妄執に近い強い信念がない。その弱さが中心となる部分が欠けたドラマ作りの一因になっているように思える。ストーリー上不要な存在である佐藤がいることで二人がバディとして対にならない恨みが残る。・・・というように中心になる部分が絞れていないような点もこの作品の問題なのかもしれない。ただ・・・怪獣たちのの決戦と二組の男女の恋愛の成就に終わる物語は色々詰め込みながらもすっきりとしてわかり難さがないのだ。観客はひたすら最後のゴジラ、ＭＯＧＥＲＡ、スペースゴジラの三者が入り乱れた戦いを観ればよい。当時リアルタイムで観た子供たちがこの『ゴジラ」ＶＳスペースゴジラ』を好きな作品として挙げることが多いのは見逃せない点である。東宝チャンピオン祭りの再現、まさに本作の再評価の始まりはそこにあるのではないかと思う。私はゴジラが海に帰るのを見送る人々、のラストシーンが好きだ。佐藤はなんのためにいるのか分からないと描いたけれどふた組のカップルに挟まれ憤懣をゴジラにぶつけるしかない、そのみそっかすさ加減ゆえにこのシーンの彼は不思議に輝いているのである。

  2009.11.23

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• 資料性博覧会開催

  漫画・ゲーム・おもちゃ・特撮などの資料系の同人誌ばかりを集めたユニークな同人イベント「資料性博覧会」が11/22（日）中野まんだらけで12時から開催されます。資料性博覧会「怪獣少女」では以下の同人誌を販売します。・「70年代特撮ぬりえノート大百科」（麗しのパチ部屋　新刊です！） （オールカラーで巨大ヒーローロボットのぬりえを集大成）・「仮面ライダー　ハナ超画報」1巻、2巻 （日本で唯一の？ハナ＝白鳥百合子、松元環季研究本） ・「パチ怪獣大図鑑」1巻、2巻 （パチ怪獣についてのいかがわしくパチな情報満載） 興味のある方は是非お立ち寄りください！

  2009.11.20

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• サンダーマスク検定　初級

  サンダーマスクの検定、です。レベルは初級位かな・・と思いますので宜しければ挑戦してみてください。サンダーマスク検定

  2009.11.08

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• 同人誌委託販売中です

  現在3冊の同人誌を委託販売しています。「仮面ライダー電王」のハナの言動・衣装を徹底研究した多分日本で唯一のハナちゃん研究誌「仮面ライダー　ハナ超画報」1巻、2巻及び平成仮面ライダーの「燃えろ！ロボコン」から「仮面ライダーキバ」までの全最終回及び劇場版「オールライダー対大ショッカー」を昭和40-50年代の冒険王、テレビマガジンや学年誌の漫画風にコミカライズした「平成仮面ライダー全最終回マガジン」の3冊をまんだらけにて委託販売中です。まんだらけ同人誌通販ご興味おありの方は是非ともご確認ください。また11/22開催の中野まんだらけの「資料性博覧会」に出展予定です。12/31開催のコミケにも怪獣少女は参加します。今回はゴジラコミカライズ研究、及びライダー漫画の続編、ウルトラ漫画の新作を予定しています。詳細は後日改めて・・・。

  2009.11.02

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• #2 Wの検索/街を泣かせるもの

  ハードボイルドとはきっても切り離せないファムファタール、運命の女。「すてきな翔ちゃん、愛してる・・だから・・食ってあげるわ」絶品の台詞。醜いティーレックスの顔に浮かぶ美女の顔、というのがまたいい。第一エピソードがそれ、というのも何とも・・・だけれどまた翔太郎がそれを受け止めるのは早かった・・・というのが率直な感想だ。いみじくもハーフボイルドと呼ばれてしまいさらに亜樹子には最後まで間違われたままの主人公・翔太郎。謎解きはフィリップの担当、というのはわからないでもないが本来ハードボイルドの探偵が犯人を教えてもらう、というのは様にならない。相手がファムファタールなら尚更で翔太郎がまさに煮えきれない半熟卵にしか見えないのが辛い。ハードボイルドならぬハーフボイルドを描く、という作り手の意図はわかるがこれでは主人公の未熟、というよりもハードボイルドの対極にあるひ弱さを感じさせ・・・せめて弱さを隠してそれらしく振舞って欲しい・・と思わせてしまう。これからハーフがハードボイルドになるか、は今後の展開で見られるのかもしれないけれど・・ハードボイルド・・探偵物語をやっていくのならば話がきっちり描かれないと様にならない。以後の脚本の重要さはこれまでのライダーシリーズ以上に重くなると思われる。三条陸氏の手腕に期待したい。と問題点を上げたものの仮面ライダーとしての特撮シークエンスは中々面白い。最初のエピソードだけあってかなり気合の入ったアクションとカーならぬ怪人（パトカーつき）チェイスがみられる。車に乗ったまま延引き回された上宙吊りに・・と前回よりもさらにひどい目にあう亜樹子が楽しい。この能天気なおばかの豆タンクには次回以降もっとひどい目にあっていただきたい。「半分こ怪人」というベタ以前の能天気なネーミングセンスもこの娘ならでわ、でいい。敵側の一癖二癖の悪女連の活躍も期待したいがまずは亜樹子がひどい目にあう、その点は毎回といわないがみたいものだ・・・その後けろっとしてるから余計いじめたいて欲しいなあ・・。

  2009.09.13

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• #1 Ｗの検索／探偵は二人で一人

  平成「仮面ライダー」の新展開、その第1話。いわゆる設定編として如何に様々な設定や登場人物を紹介していくか・・・次への興味をどう引くのか・・で大事な回である。・新たなる仮面ライダーの誕生・舞台となる街、風都・主人公　左翔太郎の職業＝いわゆる「ハードボイルド」を目指すがそうならない探偵・相棒、検索能力者、フィリップ・ヒロインあるいはコメデイリリーフとしての鳴海亜樹子・警察と探偵の関係・敵組織と怪しい幹部（？）、あるいは家族・怪人、ドーパント・仮面ライダーの変身、乗り物観る者にとっての疑問や世界観への理解。第1話は全てを描く必要はない、とは思うがこの第1話は上記の設定や登場人物紹介全てを盛り込んでいている。でいて詰め込みすぎの感じは全くなく世界観や関係性がわかり易く描かれ何よりもまず大事なことなのだがこの第1話は面白いのだ。気になる点をあげでおこう。まず・探偵ものとしての仮面ライダーである。ハードボイルドの探偵にあこがれる男、鳴海ショウ・・・と聞いたときに想起するのが松田優作の『探偵物語』と近しい関係にある劇場映画『最も危険な遊戯』に始まる遊戯シリーズだろう。鳴海昌平は『探偵物語』の工藤と違い探偵ではなく殺し屋であるがコメディとして（全てではないが）始まり最終話でハードに閉じる点において相似形をなす。刑事と探偵が犬猿の仲・・・というのはしばしば描かれる描写かもしれないがここでは『探偵物語』での山西道広演じる松本刑事を連想した。・巻き込まれる気の強いヒロイン主人公の「探偵もどき君」ぶり、フィクショナルな部分へのツッコミを担当するのがヒロインの鳴海亜樹子。美人というよりもジョシコーセー、と呼ばれ、男のロマンをばっさりと切り捨てる彼女は視聴者と同じ立ち位置にいる。彼女をどう使うのかが第1話を観る限りコメディティストのある作品になりそうなので美人というよりもファニーフェイスで面白い鳴海亜樹子は今後の重要な鍵になるかもしれない。その他の敵の幹部？？たちや警察側の人物も1話をみる限り魅力的に描かれており今後が楽しみなところだ。斬新なライダーアクション（ルナって月の化身・・・・は言いえて妙）やその変身方法、メカも気になるところだがそこは他におまかせしたい。第１話の脚本を担当したのはメインライターになる三条陸。『ダイの大冒険』などのコミック原作者であり『ゲゲゲの鬼太郎』第5シリーズなどのアニメの脚本を手がける氏の仮面ライダーへの参加は『キューティハニーＴＨＥＬＩＶＥ』からの縁なのだろうけれどかって『ウルトラマン超闘士激伝』の原作を手がけた・・・特撮作品に深い愛情を持つだろう氏だけに期待したいところだ。新しい血（脚本家）を入れて新しいライダーを作ること。それが今一番重要なことに思えるだけにこの一年、三条脚本がメインで貫徹されるかどうか。前作ディケイドは半年なのにそれができなかったわけで今はそこが一番気になるところなのだ。

  2009.09.06

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• ディケイド最終話『世界の破壊者』

  5人のライダーがスーパーアポロガイストと再生怪人を撃破する。その時！ＴＶ版ディケィド最終回。あえて夏の劇場版に繋げることなく冬の劇場版に繋げた・・・是非はここでは問わない。ただ・・・この終わり方、『ライオン仮面』的なクリフハンガー？？？もうオシシ仮面が出てきてもオカメ仮面が出てきても怖くない・・・。ディケイドにおけるフニャコフニャオが寝込まないことを祈るだけだ。（何がなんだか・・・別にいいんだ）今回の見所は・アポロガイストの最期・仲間との共同戦線によるクライマックス・始まるライダー大戦である。実は仲間が云々とかの今回の主題については別にどうでもいいのだ。5人のライダーを相手に一度は全員を変身解除に追い込む剛力ぶりを披露。さらに士をかばった結果とはいえクウガを完全に沈黙させる強力な攻撃もお見事だ。夏海を人質にし最後はライフエナジーを食らおうとする非のうちどころのない悪役ぶりが素晴らしい。結局のところディケイドはこの大ショッカーのバカボンパパ・アポロガイストを復活させるためにあったといってよいかもしれない。（という結論になっている時点でとんでもないことなのだ）なのだ・・の名台詞がふたつ。「この女を花嫁にして世界にとって最高に迷惑な存在となるのだ！」そして断末魔の「いつか私は宇宙で最も迷惑な存在としてよみがえるのだあああーっ！」是非甦って頂きたい。・・・その時は再生怪人扱い？？？立ちはだかるホンモノ（かどうかわからないが）剣崎、渡をはじめとした人のライダーたち（オリジナルのライダー・・・にしてはユウスケが混じっているとかなんか人相が悪いとか色々疑問が残るが）・・士の旅は全ての仮面ライダーを破壊するのが目的、創造は破壊からしか生まれない・・・確かに渡はそう言っている・・・その真意は。出現した大ショッカーの塔の意味は。鳴滝の正体は・・キバーラは・・そして士とは何者なのか。一応の完結を迎えた夏の劇場版はこの最終回を観る限り文字通りのパラレルなエピソード、平成ライダーでいうとブレイドとカブト、アギトと同じ立ち位置にある作品と考るべきなのか・・・一考の余地がある。こうなった以上ディケイド真の完結編たる冬の劇場版、夏の轍を踏むのはもう許されないのだ・・・（どこまでアポロガイストなんだよ・・）。

  2009.08.30

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• サンダーマスクＶＳ本郷猛・・・などという前に面白すぎる映画『野獣狩り』

  『野獣狩り』はかって1959年の『野獣死すべし』を撮った須川栄三監督の作品で藤岡弘主演の僅かしかない 東宝ニューアクションの1本。 須川監督は後期の植木等主演作品や名作『蛍川』も良いが『野獣狩り』の面白さは群を抜く。翌年『野獣死すべし復讐のメカニック』を同じく藤岡弘主演で撮っているがこちらはＤＶＤで発売されているのだが『野獣狩り』は未発売のままだ。 黒の戦線という過激派グループがコーラ会社の社長を 誘拐し身代金を要求する。 意外な監禁場所、東京の街のど真ん中の巨大な垂れ幕や 道端での身代金の扱い方法など斬新なアイディアと描写、 犯人の奇想天外な身代金要求、引渡しのサスペンス感が ホントに面白い。 劇場版の『踊る大捜査線』の警視総監誘拐を巡るサスペン スはこの作品の影響下に作られたと聞くが納得である。 ビル屋上を俯瞰で撮ったシーンでは藤岡弘がビルとビルの 狭い空間を飛ぶ、とんでもないシーンがある。 このアイディアは撮影監督の木村大作によるもの。 木村の300ページに及ぶインタビュー集「誰かが行かね ば、道はできない」は優れたアイディアマン木村の才気と 強い個性を知ることが出来る面白い本だがこれによると 木村の出した撮影プランに躊躇して飛ばない藤岡（多分、 仮面ライダーの事故のことが頭をよぎったのではないか） 前で焦れた木村が実際に飛んでみせて藤岡を追い詰める、 というこの映画そのもののような緊迫したやりとりがあった らしい。 それに続く激しい過激派との戦い、銃撃戦は息もつかせぬ、 というのは使い振りされた形容だが まさに文字通りのそれで観る者を緊張させ興奮させて やまない。 全てが終わった後のやるせなさばかりが残る結末は70年 代中頃の時代を大きく反映している。 序盤では過激派の行動に藤岡の若い刑事はシンパシーを 憶えるのだがそのやり口にやがて失望する。 この辺り学生運動の挫折、日本赤軍の事件などの時代 背景とは無縁ではなくこの虚無感はニューシネマに通じる。 ここで本題だが・・・特撮ファンにとっての本作のもうひと つの見どころはサンダーマスク・命光一を演じた菅原一高 が出ていることだろう。菅原は過激派の一人で女性メンバ ーと恋愛関係にある暗い影のある青年を演じている。 警察犬に見つかり噛み付かれながらの格闘シーンでは 苦痛のあまりのサンダーばり（！）の絶叫がみられる。 見所は何よりも走る藤岡に対しタクシーで逃げる菅原、 という追っかけシークエンス。 このシーンをワンカットで、と主張したのはやはり木村 大作である。 タクシーに載って逃げる菅原と後ろから追ってくる藤岡の 姿を捉えているのだが次第に差を縮めていくあたりの怖さ はワンカットであるが故に最大級の効果をあげている。 観る者は恐らく菅原と一緒に追う藤岡の姿に恐怖を抱く・ ・・サスペンス描写の見本がここにある。 以上、滅多ヤタラに面白い「野獣狩り」だがＤＶＤ化されて おらず時折のＣＳ日本映画チャンネルでの放送位でしか楽 しめないのは残念でならない。

  2009.08.23

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  ディケイド第30話『ライダー大戦・序章』

  最後の世界、そこはライダー同士が滅ぼしあう世界。「仲間」はその運命を打ち砕けるのか。今回はライダーが7人、一話の中で死んでしまうという『ゲルショッカー首領の正体』の6人を越える展開・・・なのだけれどあまりそこは印象に残らない・・・再生怪人なみに軽い軽いライダーの命だなあ。何とキバ、ブレイド、響鬼の世界のライダーたちが再登場しお互いを殺しあう・・しかも怪人と協力して・・・まあ、キバとブレイドは作品世界を考えるに共闘することにそこまで違和感はないといえばないのだが・・・。考えるとこれら平成ライダーたちは皆オリジナルのライダーとは異なるパラレルの世界。アマゾンもそうだがオリジナルのライダーが出ているブラック＆ＲＸさえもオリジナルとは別の世界とは言ってよいだろう。いわばこれらはオリジナルとはまた異なるパラレルな世界のパラレルワールドもの、と考えられる。さらにそこへ電王やキバ（・・の渡すらオリジナルかどうかわからないが）、ブレイドのオリジナルライダーが絡んでくるわけで・・まあ、混沌としているのだけれど、そう考えると電王も紛い物ならある意味世界観の統一はされたような気はするのだが・・。今回登場した剣崎一真の立ち位置はどうなのだろう。あと一話で出てくるオリジナルゲストというのも尺を考えるとアレなのだけれど彼は平成ライダー史上1,2を争う不幸な、ヒーローものとしては異色の結末を迎えたライダーであり、最後に人を捨て怪人になった（昭和のライダーは怪人、といえば怪人だが）存在だ。その彼をどう使うか、彼もアンデッドという観点を巧く使えれば面白いのだけれど何分にものこり時間がない。方法としては劇場版へ丸投げ・・・はやめていただきたいのだが・・・鳴滝って一体何なのだろうとか、おじいちゃんは、とかキバーラは、とか劇場版でも未解決の大量の問題や謎をかかえつつ不安とともに次回は最終回。で本題はここからなのだ（アポロガイストなのだ）。ライダーより怪人主義からすると今回最大の見所はアポロガイストとファンガイアの女王の結婚に尽きる（尽きるのかよ）。ライダーに協力していた怪人たちも大ショッカーの配下というのを考えれば今回のライダーとの共闘は茶番以外の何物でもない。愛に準じる薄命なヒロインから女王の威厳と冷酷を感じさせる存在に変わったファンガイアの女王。ぷになライダーヒロインを演じた芳賀優里亜がうって変わって純粋悪の怪人（今回のきつい表情もいい）としてあっけなく果てるのは残念至極。「お前たちはアポロガイストの中で永遠に生きるのさ」の女王様ぶりにしびれる・・のだがもう少しぷにな女王様風をふかせてほしかった・・・ディケイド全話、なまこのファンガイア女王様スペシャルでもいい位（・・・いいすぎだ）。今回、深央ならぬユウキ（何故この名前）の正体は同じアクアクラスとはいえ美しい真珠貝ならぬナマコである（おまえは佐野量子か）。わざわざナマコをもってきた・・（前回のマサヒコもナマコ怪人にされそうだったし）士との絡みがなかったのはあきらかに手落ちではなかろうか。というか士がナマコが苦手な理由は明かされないないんだろうな・・・これからのＷ編以降の劇場版でその謎が明かされるとか・・・。芳賀優里亜（園田真理）／仮面ライダーファイズフォトブックCD2　園田真理（CCC最後に今日のアポロガイスト。世界を動かしひとつにする力を持ったＴＶ版最大の能力者にして敵役・・でいて子供を盾にしたり騙したりする卑怯未練な小悪党のアポロガイスト。悪の大幹部の魅力を放つディケイド後半を支えた功労者といって良い。アポロガイストの延命策をパーフェクターからファンガイアの吸命牙に求める、というしぶとさも身上だろう。この名台詞とともに・・次回の最終回を待ちたい。「我らの敵は未来永劫ライダーだけなのだ」 【バンダイSIC】S.I.C. Vol.41 仮面ライダーX＆アポロガイスト

  2009.08.23

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• ディケイド第29話『強くてハダカで強い奴』

  アマゾン編の後編。「おのれディエンド。はた迷惑な奴なのだ」いいなあアポロガイスト。これは前回の自分についての台詞との裏返しだ。マサヒコに裏切られて誰も信じられなくなったアマゾンだがその思いに自分を信じてくれたのはアマゾンだけだった、と感じたマサヒコがその思いに応えて腕輪を取り返し信頼関係で結ばれる・・・という模範解答。これに文句はないがこの世界を見切って次の世界へいくアマゾン、というのもみて見たかった気もする・・それは夏海の言うようにディケイド的にはやってはいけない事なのだけど。十面鬼の姑息で悪辣なところは今回もイイ感じだ。マサヒコのゲドンに心酔しながら怪人になるのはイヤ、というのが本音のところが洗脳社会としてはやや不徹底な気もするがそこは問わない。（というか改造手術するよりまずマサヒコを腕輪の力でモグラ獣人にするとか、なあ）何よりもその迂闊さ。アマゾンもそうだが簡単に大事な腕輪取られすぎ、しかも子供に。・・・・「それが大ショッカーなのだ」　説得力あるなあ・・・。

  2009.08.22

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• ディケイド第28話『アマゾン、トモダチ』

  そこは大ショッカーが人類の敵ライダーと戦う世界。合い言葉はイーッ！そこにいるのは「タレ目」のライダー、アマゾン！！昭和ライダー復活シリーズ第二弾は当時のファンには嬉しいアマゾン編。どこにいても異邦人というアマゾンとディケイドを重ねるエピソード。この世界のマサヒコはアマゾンより先にゲドンに出会ってしまった。人類はゲドンの怪人を応援しライダーを排除しようとする。ネガの世界にも似た悪夢のような世界である。挨拶がイーッ、だったり敵を発見するやホイッスルで仲間を集める人間たちの姿は滑稽ではあるもののある種の管理社会の恐怖感がその裏にある。大ショッカースクールというのもムカデラスやカブトロングのそれ、というよりもイナズマンＦの『蝶とギロチン花地獄作戦』あたりを連想した（そこまで重くないが）。まあ、戦闘員のいかりや風の台詞が全て台無しのような気もするけれど・・。十面鬼が10人の平成ライダーの能力を取り込んだ改造人間として描かれているのが異色。顔はディケイドもどき・・なんでしょうね。一種のニセライダーといったところか。生物的なオリジナルと比べるとちょっと違和感がある。今回面白いのは怪人のセレクトで平成の怪人からいかにも獣人風に選んでいる点。カマキリのグロンキ、ヤマアラシなアンノウン、アリなワーム、そのままバケネコ。（・・・・それにしても平成の怪人の名前難しすぎておぼえられん）深く考えなければそれらしく見えてここは嬉しい工夫。もう一点、後半の顔ともいうべきアポロガイスト。「真の正義を貫くためには自分の手を汚す」はいい台詞だがアポロガイストがいうとうさんくさい・・そこがイイです。「全人類にとってとても迷惑な存在なのだ・・」・・・なのだ、って。このまるで他人ごとのような台詞廻しが面白い。ディケイドは悪辣きわまりない如何にも昭和な悪役なアポロガイストを蘇らせたことで記憶に値する・・と思う。とはいえ今回の最大のみどころは石橋蓮司氏演じるモグラ獣人であることは論を待たないところだろう。感動。最後はマサヒコの裏切り・・・で次回に続く

  2009.08.22

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• コミケ76情報「パチ怪獣大図鑑2」

  パチのスペシャリスト、てれまんが贈る最新作が『パチ怪獣大図鑑2』。知らない人にはどうでもいいけど知ってる人には堪らないあのパチ怪獣たちの隠された秘密を徹底追求した同人誌の第2弾が発売です。スペクトルマンもかくや、の70年代（パチ）怪獣コミックの決定版「ロイヤリティーマン」の第二話そしてあのパチ史上に輝く「アイアンゴッド」（！！！）も待望の漫画化です。トランプや面子、駄菓子屋の軒先で大暴れしたあのパチ怪獣を大フィーチャー。コラム「パチお菓子の世界」本邦初公開もある「パチ怪獣ぬりえ」などはじめ（表紙）から終わり（裏表紙）までパチづくめの一冊です。怪獣少女は「パチお菓子の世界」や「パチ怪獣ぬりえ」を担当しております。新刊のレインボーマンはもちろん「スーパーパチロボ大戦」やサンダーマスク、アイアンキング、仮面ライダーシリーズ、人造人間キカイダー、ウルトラファイト・・・などなど特撮・アニメ作品のコミカライズの旧作も並ぶはずなので是非！！パチ怪獣やコミカライズの「てれまん」は8/14（金）東P20-bです。

  2009.08.10

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• コミケ76情報　「仮面ライダー　ハナ超画報2」

  前回の12月に続きコミケ75で電王同人誌「仮面ライダー　ハナ超画報2」を発売します。内容は前回のハナ超画報が白鳥百合子編とするなら今回は松元環季編。今回もＴＶシリーズ後半のハナの名台詞と暴力シーンをＤＶＤのタイムコードに合わせて紹介、暴力シーンにはナンバリングしてあります。劇中の衣装も全て紹介、今回は劇場版4作品の分まで網羅したコハナファン必携の一冊です。特別企画として松元環季ちゃんのほかの出演作にも言及、あのウルトラセブンポーズもイラストで再現しております。白鳥百合子ファンのためにはアニメ版電王（しんちゃんね）及び音楽番組「音王」もイラストで再現して紹介。改めてみると電王×しん王はみどころの多い作品ですね。その他「電王全コミカライズ解説」、「もしもあの漫画家がハナを描いたら」の特集記事を掲載。また今回はハナを主人公にした漫画3作品を掲載。・うるとらわいるど７のＷライダーならぬＷハナの大奮闘編・「てれまん」のＴＡＫＡによる第10話「ハナに嵐の特異点」 の名シーンコミカライズ・おなじく「てれまん」のあびＯＮＳＥＮの何と初代ライダーとハナが激突する異色編と漫画も盛りだくさん。ハナはもちろん電王、仮面ライダーファンの方にお勧めしたい一冊です。8/14は国際展示場　東館Ｐ19ｂ怪獣少女まで・・宜しくお願いします。もちろん1冊目も在庫あります。ハナファンは是非一緒に・・・。

  2009.08.09

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• コミケ７６情報　『仮面ライダー最終回マガジン』

  夏のコミケ７６に怪獣少女は参加します。８月１４日（金）東館P１９ｂ今回の発売は「仮面ライダー最終回マガジン」「仮面ライダーハナ画報２」の２冊です。前回の「仮面ライダーハナ画報」「サンダーマスク魔獣怪人大百科」も販売しますのでよろしくお願いします。まず「仮面ライダー最終回マガジン」はもし・平成仮面ライダーの漫画がテレビマガジンなどに今も連載されていたら・しかもその最終回がマジンガーZの最終回、ヒーロー交代劇風だったらの２つのIFから描かれた最終回をまとめたもの。クウガからキバまでの全最終回、及び「燃えろ！ロボコン」の最終回の全１０話及び劇場公開中の「オールライダー対大ショッカー」までのコミカライズを収録したライダー漫画たっぷりの一冊です。うるとらわいるど７による漫画は昭和コミカライズのティストを色濃く残しておりライダーファンはもちろんのこと、冒険王やテレマガ、テレランの漫画を読んで育った世代にオススメの一冊です。今回は描き下ろしを多数収録した初の同人誌になります。↓その一部を公開！！http://www.geocities.jp/uw7tac/mokuji.html

  2009.08.09

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• ディケイド第27話『ＢＬＡＣＫ×ＢＬＡＣＫＲＸ』

  ＲＸの世界からＢＬＡＣＫの世界へ。二人の光太郎編のクライマックス。ディケイド的にはいちばん嫌いな言葉は「仲間」だ、という士と海東の変容、夏海の死と士の献身・・・にこそ話の中心のはず、なのだけれど残念な・・いや当然ながらそこが見せ場ではない。登場するやライダーパンチ、ライダーキックといいながら戦うＢＬＡＣＫが今非常に新鮮だ。不利と見るや子供を盾にするアポロガイストの卑怯さがまた・・プライドのカケラもない悪、でいかにもらしい描写だ（海東のあれは・・・道義上許されないよなあ・・・呆れました）。オリジナルのアポロガイストもその外見に似ず基本的にああいう卑劣、卑怯未練で出来たような輩なのでこの描写はお見事。「偉そうに！何様のつもりだ」そうそう・・この下世話な時代劇の悪役そのままの台詞に痺れるなあ。あと怪魔ロボットの口上が変わっているのも・・いいねえ。光太郎により仲間の大切さを知る士、という展開その面映さも昭和ライダーの真摯な姿から得るものだけに説得力がある。「はなれていても仲間だ。士、お前ともな」この台詞がきまるところがレジェンドライダーの説得力だろう。ディケイドの本筋は二人の光太郎、の前に霞んでいるのだが触れないわけにはいかない・・・海東の偽悪ぶりが極めて鬱陶しく「僕をみていてくれ」が意味もなく耽美的・・この台詞の意味するところがちゃんと描かれるのか。海東が平行世界の仮面ライダーについての知識が豊富・・・まさに文字通りの歩くライダー図鑑なのは奴のポジションがメビウスのテッペイとか大怪獣バトルのオキってこと？・・・と考えると奴の正体はただの仮面ライダーマニア、という解釈でいいのかな。夏海が死ぬのは明らかにやり過ぎだが士が命の炎を分けた影響が描かれるのかどうかを含めこの辺りの描写が意味を持つのかどうか・・・結局のところ意味なさそうな気がして不安なのだがここも気にかけておきたいところだ。さて次はアマゾンの世界。・・・こうなってくるとやはり昭和ライダー全ての世界をデイケイドには廻ってほしかった・・・というのが残り4回になっての正直な感想である。

  2009.08.07

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• ディケイド第26話「ＲＸ！大ショッカー来襲」

  そこはＲＸの世界。「変身、ＲＸ！」昭和ライダー編・・・こんな時が来ようとは。背後からの変身ポーズ、ただ見惚れるのみ。変身もロボライダー、バイオライダーへのフォームチェンジも攻撃のときの掛け声も全てが見所といっていいと思う。「わかった、君のそのまっすぐな瞳を信じよう」言えないよ、平成ライダーにその台詞は。怪魔ロボットの名乗り、わかりやすい人間の襲い方、霞のジョー、パーフェクターとアポロガイスト・・・その辺りの設定をもってくるウルトラマンメビウスばりのリンクも嬉しい。メビウスとの大きな違いはディケイドの多元世界の設定を活かせば基本的にどんなシュチュエーションも是と出来る。アポロガイストやそれこそ光写真館の移動は時空移動は時空魔法陣を利用したもの、と考えれば納得・・というかライダー的に説得力がある・・・のかしらん。今回一番のツボは実はアポロガイストの「あれ」がパーフェクターという点かもしれない・・・このオリジナルとちょっとことなるディケイド上のパラレルなＸライダー世界ではオリジナルとは異なりアポロガイストが延命のために何らかのかたちでパーフェクターを手に入れたらしい。もの凄いディケイド、ＲＸＶＳアポロガイストＶＳ怪魔ロボットＶＳディエンドのカオスの戦いの中、Ｂｌａｃｋの変身のまま終わるこの回は全編が見所。栄次郎のあれ、はやはりフェイント・・・とみるべきかどうかは微妙なところ。「人は常にマントを被り真の姿を隠している」・・・これ、どうなんでしょう？？

  2009.08.07

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• エヴァンゲリヲン新劇場版：破　

  「次第に壊れていく碇シンジの物語」 序の最後に流れた予告編のナレーションである。 「序」は第壱話から第六話までのリメイクであった。序盤の見せ場であるヤシマ作戦に物語を収束させるオーソドックスな構成だがオリジナルを越えた迫力とサスペンス感あふれる描写を作り出した、と思う。 が、作品の筋には大きな変化は見られない。 ヤシマ作戦の成功、で終わる物語はﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞでありとても明るい。 「破」ではその物語は壊れていくのだろうか？ その点に注目して映画を観た。 結論から言うと「破」という映画は予告編の不吉な言葉をきっぱりと否定してみせている。 青春ドラマ、サスペンス、メカアクションの高い完成度と娯楽性。垣間見えるマニアックな設定と遊び。 壊れることなくむしろ王道の熱血ドラマを思わせるクライマックス。 これでは「あの」エヴァンゲリオン・・・じゃないのではないか・・とまで思わせる展開である。（注1） しかしながら・・・それは本来エヴァンゲリオンの目指したもの、ではなかったか。 もともとのエヴァンゲリオンの展開ではアスカが登場してからの1クール分、ＴＶの第弐拾話迄は謎や設定をおりこみながらも娯楽性の高いエピソードが多い。 その後アスカがプライドを喪いレイが消滅する僅かな話数（弐拾弐～弐拾四・・・たった三話）でエヴァンゲリオンは「壊れていく」。 「破」はそれとは全く反対のベクトルのまま突っ走り誰もみたこともないエヴァ、を現出させた。 では何故エヴァンゲリオンとエヴァンゲリヲンは大きく異なる展開を迎えることになったのか？ ※今更言うのは遅いかもしれませんが・・・以下内容に触れていきます。出来ればご覧になってからお読みください 大きな変化を象徴するのは名前までかわってしまったアスカ、である。 アスカは基本的には元の通りいいたいことを言うタイプだが他者に頼らない。何しろここでは加持に憧れるアスカ、という関係性も綺麗さっぱり抹消されている。 その点を含めて他人と表面的にしか接触しない、できないアスカがより強調して描かれている。 彼女はもう一人のシンジであり、ミサトが彼女を預かるのはＴＶ版よりもある意味必然にみえる。 そんな序盤はもうアスカの物語といっていい。暇があると携帯ゲームをいじる彼女が他者と関わることでどう変わっていくか。 第拾弐話「奇跡の価値は」の娯楽性を大きく膨らませた展開（これを序盤の見せ場にしたところは感服）の中ひとりでは勝てなかったことを思い知り傷つくアスカのプライド。 もとの展開では失敗が焦りを生みさらに萎縮したアスカは「壊れる」のだがここでのアスカは違う。 戦いにしか・・エヴァに乗ることにしか自己の価値を見出せなかった彼女はシンジら周囲の人間と関わることで大きな心情の変化がみられる。それが弁当や料理だったり皆との水族館行きであったりするのだがこれらの普通の描写が丁寧に描かれて心地良い。 最大の転回点がエレベーターでの綾波との会話だろう。綾波自身が前作からすると綾波じゃない位の変化を遂げているのだが 同じようなシチュエーションでありながら全く違うやりとりと結末を迎えるこのシーンはこの映画そのものを象徴する。 指の絆創膏の数で負けを悟るアスカはなんとも可愛らしいではないか。 アスカはここではっきり変わる。そしてミサトとの会話が感動的に胸に迫る。 「誰かと話すって心地良いのね、知らなかった」 「この世界にはね あなたの知らないとってもおもしろいことがたくさんあるのよ」 ミサトとアスカ、ＴＶ版では何も紡げなかった二人がここでは親愛の情で結ばれる。 象徴的なのでアスカの事を書いたがシンジ,綾波も同じである。 「序」、そして今回の「破」でのシンジのかかわり合いの中で綾波は大きく変わる。 綾波の変化はアスカをシンジをそしてあのゲンドウでさえも変えていく。 シンジが戦わない、戦うのＯＮ-ＯＦＦは加持の台詞（決戦より前に移動している）ではなくもっと直裁的に綾波、である。これはわかり易い（注1） だからこそミサト、自分の願いを少年少女に託すしかないことを後ろめたく感じているミサトが感情を迸らせて叫ぶ台詞が胸を突く。 「いきなさいシンジ君！誰かのためじゃない、あなた自身の願いの為に！！」 シンジの戦い。暴走ではなくその願いが呼んだエヴァの覚醒。 「私が消えても代わりはいるもの」 「違う！綾波は綾波しかいない」 このやりとりが全てだろう。人に変わりはいない。その気持ちが人を動かす。かくして・・・・第拾九話「男の戦い」どころか第弐拾参話「涙」をひっくり返し、いやその先までを含めてひとつの大団円を迎える。 そこにたどり着いたシンジと綾波・・・ああ、これやったらもう終わりじゃないのか。 二人の物語はある意味でここで完結してしまっている。 この先の「急」ならぬ「Ｑ」、そして「完結編」で描かれるものが何なのか？とても気になる。 そこで・・・マリ、である。 まるで別の世界から来た様な楽天的な様子の彼女は本作の中で大きな違和感を与える存在である。 「365歩のマーチ」を歌いながら「すっげー痛いけど面白いから、イイ！！」とのたまいながら戦うマリは他のエヴァのパイロットとは大いに異なる。 エヴァの世界に別の世界の人間が混じりこんだ異物感は否定できないが最初の戦闘、屋上、そして裏モードと彼女の出ている場面は刺激的で面白い。（実は映画を繰り返し観て常に面白いのはマリの出ているシーンなのである・・） やはり第10使徒との戦い、「あと・・・一枚ーっ」が圧巻。 「身を捨ててこそ浮かぶ瀬も・・・」いい台詞だ。 さて・・・庵野作品の面白さは細かい遊びにある・・というのはいうまでもないことだだろう。 今回もミサト絡みで遊んでいる。携帯音もそうだがあの車は・・・ねえ。 その他月面基地とかもそうだが最後の第十使徒との戦いは色々な部分が『ガメラ3』・・だと思います・・ここは遊びじゃないのかな・・。 賛否あるようだが「彼氏彼女の事情」の音楽の流用はエヴァの復讐戦のようにみることが出来る作品故に本作において重要な日常やコメディシーン上手くマッチしていたように感じた。 「今日の日はさようなら」も「翼をください」も昭和40年代の歌謡曲も含めいい使い方をされていると思う。「翼をください」はこうでしかあり得ないしアイロニカルな「今日の日はさようなら」の使い方も悲劇性が一段とあがっている。（注3） 最後にカヲルの台詞。 「今度こそ君だけは、幸せにしてみせるよ」 新劇場版のエヴァンゲリヲンはこの台詞からすると過去のエヴァンゲリオンとパラレルに繋がっているのでは・・と思える。 この後の物語はまさにそこが描かれることに意味があるのかもしれない。 ・・・それとも次第に壊れていく碇シンジの物語はここから始まるのか・・・・ここまできた以上そうは思えないのだが・・。 「たったひとつの冴えたやりかた」・・・「Ｑ」及び「完結編」がいつになるのかわからないが（そこが一番問題だ）・・・それが本当に観られるハズ・・今そんな期待をしている。 （注1）本来の展開ではアスカも2人目（？）のレイも「いなくなる」予定でそこへカヲルが・・・という展開だったらしい・・これだと「壊れていく」展開にしかなりそうにない。 （注2）シンジが再度エヴァに乗る、乗らない云々については劇場のパンフレットでの鶴巻監督のインタビューが興味深い。シンジがエヴァに乗るきっかけとしてはＴＶ版の方が感動的であり説得力があるのだが映画版の方が不自然さがなくすっきりしわかり易い・・・。 （注3）予告編のアスカの出番はない方がよかった？ここはサービス過剰かも。

  2009.08.04

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• ワンダーフェスティバル2009夏　そして

  最後の告知です。総括すると・『超人バロム・1』より　ウデゲルゲ・『フランケンふらん』より　ふらん・『ヌイグルメン！』より　きなこマン・パチモン怪獣　ハイタワゴン・パチモン怪獣　モーリス・パチモン怪獣　エッチ・パチモン怪獣　キュラドロス以上が新規発売・『超人バロム・１』より　ヒャクメルゲ・『アクマイザー3』より　ガブラッチョ（以上は今回で最後の発売かも）以上が再販・・・になります。パチ怪獣50体やその他幾つか作品をみていただけるようにしようと思っていますのでよろしくお願いします。それでは7/26（日）10：00～17：00幕張メッセ、C19-08「怪獣少女」でお会いしましょう。

  2009.07.24

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• ワンダーフェスティバル2009夏情報　パチモン怪獣編

  パチモン怪獣約50匹。約6-8ｃｍの小型サイズですが集めるのならこういうものもいいのではないでしょうか。今回はかたどりできたキットをいくつか販売しようと思います。モーリスとハイタワゴン・・・あと幾つか。陳列はなるだけたくさんする予定なのでパチ怪獣好きな方は是非ご覧になっていただきたいなあ、と思います。

  2009.07.24

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• ワンダーフェスティバル２００９夏情報３『ヌイグルメン』より　きなこマン

  『ヌイグルメン！』では以前ボボラの紹介をしたことがありましたがWFではやはりまずは主人公・・・という事で　きなこマンです。１巻で購入できたソフビ、麩饅獣と同一サイズになります。出来ればマキちゃん（完成しました）やボボラと一緒のところをお目にかけたいですが・・・どうなるか。

  2009.07.22

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• ワンダーフェスティバル2009夏情報2　『フランケンふらん』

  二つ目のフイギュアはチャンピオンREDに連載されているブラックスプラッタコメディ『フランケンふらん』のヒロイン、ふらんです。説明不要の漫画史上不朽の名作『ブラックジャック』から天才外科医ブラックジャックと現代のフランケンシュタイン少女であるヒロインのピノコ・・・を混ぜたような全身が縫い目だらけ、頭に大きな電極があるヒロイン、ふらん。彼女の操る神の如きメスが奇跡を生む・・・はずがその奇跡はしばしば彼女の現実認識のズレ、勘違いのために大いなる悲劇、それは見てる方からすると喜劇になる・・・・まさに残酷極まりないドタバタコメディ。喩えるなら筒井康隆のスプラッタコメディ『トラブル』を思わせる人間パイ投げ的なオモシロサ・・・人間をモノ扱いすることによる罰当たりな笑い・・が充満した稀有なグロテスクコメディ・ホラーなのであります。さて今回はふらふら歩くふらんの姿を立体化してみました。左の「ふらふらVer」です。隣のメスを構えるねんどろいど的ふらんも機会があれば、なのですが。

  2009.07.20

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• ワンダーフェスティバル2009夏情報　ウデゲルゲの巻

  昨年夏のエレベーター事故で冬の開催がなかったフィギュアの祭典ワンダーフェスティバル2009夏が7/26（日）に幕張メッセで開催されます・・・長い期間があいたように感じられましたが実は2月の一回が中止になっただけでした・・・でも本当に長く感じられましたね・・・。 当サークル「怪獣少女」はＣ19-08で ・超人バロム1魔人シリーズ　　ウデゲルゲ ・「フランケンふらん」よりふらん（ふらふらＶｅｒの方） ・「ヌイグルメン」よりきなこマン を発売の予定。 さらに出来ればパチモン怪獣コレクションシリーズを発売の予定です。 パチモン怪獣ミニサイズを約50体持っていくつもりなのでパチモン好きな方は是非足をお運び下さい。 （これの詳細については次回に続く・・ということで）で今回はこれ。ヒャクメルゲ、クチビルゲに続く人体魔人シリーズ第3弾。前回まではデッドライオン、ガブラッチョがありましたが今回はドルゲ魔人オンリーとなります。限定10体です。そのほかのアイテムについては・・・とりあえず次回に続く。

  2009.07.19

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• ディケイド第25話『外道ライダー、参る』

  ライダーの世界に誕生した外道ライダー！！まさにそこ、無理矢理に誕生したディエンドの新形態・・っというよりも新たな悪のライダーの誕生・・・が前回の肝だろう。しかも今回、こいつはライダーならぬ怪人（イーグルアンデッドとムースファンガイア・・・どういう選択か・・）を償還するのだ。それでは後編である今回はどうかというと単なるライダーと戦隊が競演するイベント編を越えて夏海の、士の苦悩を描く重要かつ優れた・・・というか・・そうしてしまったところは素直に感心されられる見事なエピソードといってよいと思う。ライダーとして重要なのもそうだがさらにシンケンジャー番外編として戦いの間、彦馬の心配しつつ待つ身の辛さを丁寧に描いて良いしさらにそれを悩む夏海に重ねることで重層的に観せている。・・・・彦馬との場合は良くわかるが士に対する夏海の場合どうなのか・・・という部分は前回での士への夏海の思いをシリアスに描くことで説得力を持たせている。（しかし同時にここのところ、もう少し前から描かれてればなあと思わせるのも否めないのだが・・）自分の居場所に悩む士は、らしくないのだが（いままでも必要な世界なんてなかったのかもな、とさえ言わせているし）真摯な丈瑠と絡ませることでその悩みを払拭している。しかしながらどう考えても浅薄になりそうなイベント編を上手くかくあるべきかつ重要なもの、に変えてしまった今回はまさにその見事さにこそ留意するべきかもしれない。そして夏海と栄次郎のクッキーを巡るやさしい記憶にも注目しておきたい。シンケンジャーサイドとライダーサイド両方の結末を締めくくったクッキーの挿話だがこれが心優しきおじいちゃんとの別れになるのか。次回マントを翻す栄次郎、の意味するものは・・・（案外これ、フェイクとかの展開もあるかもしれないが）。次回からの大ショッカー編に期待したい。

  2009.07.19

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• ディケイド第24話『見参侍戦隊』

  仮面ライダーと戦隊の世界が今交錯する。ライダー不要の世界・・・戦隊とライダー、本来まじわるはずのないもの、を交差させる・・・まずそこの是非が観るものを捉える。観る前はそこまでやる必要はないよなあ、だったが非常に上手くまとまったエピソードである。戦隊、つまりライダーのいらない世界にきてしまったことでいらだつ夏海。壊れた夏海クッキー、丈瑠と彦馬の諍い、アヤカシに奪われたディエンドライバー・・・。源太と海東のおいかけや芝居がかった流ノ介の口上、それを窘めることは、負傷した海東を笑う・・はやりすぎ感もあるが総じて喜劇的な部分が楽しい。そして後編は・・・。

  2009.07.19

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• ディケイド第23話『エンド・オブ・ディエンド』

  ディエンド編の後編。語られる海東の過去。そして兄の真実。今回登場する3人のオリジナルキャストのゲストライダーは『仮面ライダー剣・ＭＩＳＳＩＮＧＡＣＥ』からの登場だが剣の世界からディエンドの世界に放り込まれているもののリーダーである純一と慎、春香の役割はどこか似ている。冗談のように瞬殺される巨大な敵フォーティーンそして真の敵が・・・という流れは悪くない。考えてみると映画版のブレイドの脚本は井上敏樹なのでここはセルフリメイクというべきだろう。ところで・・・このセルフリメイク、誰が観たいの？という根本的な疑問をしてもよろしいのでしょうか？しまった・・ニチアサキッズで一番面白いのはフレッシュプリキュア、という状況は正直予想してなかった・・どうしましょう。次から戦隊編。あまり戦隊の世界との時空交錯には興味はそそられないのだがこういう展開がありとするなら、むしろ目指すべきところは過去の石ノ森ワールド、キカイダーやイナズマン、変身忍者嵐やキョーダイン、大鉄人17、ロボコン、カミタマン、ネムリン、ぱいぱい、ポワトリン、トトメス、竜宮城、シュシュトリアン、レッドビッキーズ（どこまでやるんだよ）との世界を縦断だったということか。これは観てみたいなあ。

  2009.07.05

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• ディケイド第22話『ディエンド指名手配』

  全世界指名手配・・・それが海東の自分の世界での扱い。ローチによってやさしさのルールにより支配された世界。そこは一見正しく美しい世界。ユウスケや夏海は早速懐柔される。その世界の反乱分子が仮面ライダー。この世界の立ち位置である。理想的な管理社会、薬で洗脳されるその世界の異分子たち。これは「未来世紀ブラジル」や「1984年」などに代表されるディストピアもののライダー作品への翻案である。となれば最後は洗脳される士・・・でジ・エンドになるはずだがその代わりをユウスケがいつもの通りの運の悪さで受け持っている・・・とこれが今回のテーマ。田舎のバス停のベタな名前や駐在所でかつ丼を振舞われるとかの描写を観て何だが悲しくなった今回のディケイド・・でした。

  2009.07.05

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• ディケイド第21話『歩く完全ライダー図鑑』

  やっぱりやなタイトルだな・・・。ネガ世界編後編。最高の快楽を与えよう、という音也の言葉を士が甘んじて受けるのか・・・ってそんなわけないよなあ・・。スターになった士、最高というにはあまりに低予算なスターぶり。ネガの世界はどうも貧乏臭いなあ。これでは士が首を縦にふりそうにない。夏海のＴＧクラブ・・・というのも青春小説的な設定で工夫しだいでは面白い映像になったかもしれないが笑えないギャグ以上のものになっていない。気になるのは音也の「我々の宝を受け継ぐ」「俺達ライダーが管理している」という台詞だろう。今まで鳴滝の勢力に絡んで登場したキック＆パンチホッパー、カイザ、王蛇・・・などと同じく主役以外のオリジナル・ライダーたちが一連の士の旅に関わっているのか。気になる謎のひとつとして書き止めておこう。倒されなかったネガ音也・・・・次の出番はあるのか？（あとオルタナティブ・ゼロはどうなったのか気にな・・もうその辺はいいかなあ）ケータッチ（敵の宝として奪って隠して死ぬ少女・・・その宝を探しだす敵・・・みすみす士に渡す敵・・この展開は・・・）を得て歩くライダー図鑑になるのがここへ立ち寄った理由。3人のラスボスライダーを律儀にそれぞれに対応したライダーの進化フォームで倒す律儀さが今回の一番の見所・・・というのは残念。

  2009.07.05

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• ディケイド第20話『ネガ世界の闇ライダー』

  「旅」を終えた士がたどり着いた世界、そこは本当に士の世界なのか？ディケイド第二幕の開幕。平成ライダーの9つの世界をリメイクする試みを終えようやくディケイドの世界が始まる・・はずなのだが何故か音也がいて、ネガティブライダー達が殺戮を繰り広げ、そして本当の人間がいない世界。・リュウガ、オーガ、ダークカブト、ダークキバの最強クラスの「ネガ」なライダー・悪い冗談のようなあるいは青春小説のネタのような退学クラブ・人間のいない世界今一人登場するオルタナティブを加えて登場するのはライダーの「影」たち。ややオーガは異なるが555に対抗する王たるライダーということで（木場のネガティブな心が・・というこじつけでもいいが）。悪い冗談・・平成のライダーでしばしばみられる笑うべきかどうか処遇に困る自虐的にすら感じられるアクの強いギャグ描写の数々。鏡の中のモンスター、流星塾の生徒を襲うオルフェノク、擬態するワーム、人のライフエナジーを吸うファンガイア・・・。以上からわかる通り今回の話、井上敏樹本人による井上敏樹ライダーの総括かとも思える要素が満載されているのだ。あとは北條から草加、桐矢、名護さん（初期の）まで連なるイヤな人物が出れば完璧なのだが。次回は「八つ墓村」の多治見要蔵と見紛うような風体（？）のてんこもりディケイド新フォームが登場・・・色々危機感を覚えつつ色々と留保したまま・・次回へ・・大丈夫、大丈夫だよね。

  2009.06.13

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