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私がまだ小学生だった頃
残念なことに体が弱くしょっちゅう高熱を出し、 おまけに幼稚園時代から毎年のように夏になると 中耳炎にかかり、毎夏のように耳鼻科通院を余儀なくされていました。 小学生低学年時代には(親も医者について行ってくれなくて) 通院も慣れっこになり ひとりでお医者さんへ行く日々、 今の治療法はわかりませんが、当時は中耳炎の治療は耳の奥の奥に薬剤を脱脂綿で 塗るという、幼少時代には生理的に受け付けられない治療法で さらに治療して次の治療日まで薬剤を湿らせた布を耳の奥の奥(中耳炎ですから・・・) に押し込まれて日々の生活をおくり またそれを取り出したり、入れたりの感覚がむしずが走るくらい嫌いだったのです。 本当に大嫌いな耳鼻科通いの中で 唯一その通院をやめなかった理由 もちろん母親の恐ろしい怒り顔もありましたが それよりほかに その医院には「絵本」がたくさん用意されていたのです。 その絵本がつらい通院を和らげてくれていました なかでも大好きで、通院のたびにページをめくっていたはずなのに つい最近まで「タイトル」がわからずにいた絵本がこれ あらすじはまだ絵本を手に入れていないので はっきり覚えていませんが 紙(たぶん色紙の元の色がピンク)でできた折り紙きりんと 主人公の女の子が主体で おそらくきりんの色が褪せてきてしまい クレヨンを手に入れる・・・ そんな話だったかな~。 カラフルなピンクと 後半に出てくる気になった色とりどりのクレヨンの木 ほのぼのとした内容に 生理的に受け付けなかった耳鼻科の治療前の緊張が 和らいだのを記憶しています。 ずっと気になっていた絵本 タイトルがわからずにモンモンとしていましたが これですっきり。 30半ばを過ぎたころから左耳の調子がおかしくて 年をとってから集中力にかける感覚と耳の聴覚って こんなに影響するんだね~って 思う年頃になってこの絵本のこと 思い出しました(笑) きっと今の体調のつらさに 幼少期の思い出がリンクして この絵本を思い出させてくれたのでしょう。 近々手に入れたい本です。 ・・・絵本をいい年こいたおばちゃんが読んでもいいよね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.19 21:02:54
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