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テーマ:生命保険について(974)
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皆さんは、次の保障のどれを選びますか? 例は:35歳 男性 入院保障日額1万円、手術保障、保障期間は終身保障、保険料支払期間は終身払い 相違点は1入院の日数と保険料 A)1入院 60日、通算保障日数1095日 月払い保険料¥3,600 B)1入院120日、通算保障日数1095日 月払い保険料¥4,290 C)1入院730日、通算保障日数1095日 月払い保険料¥5,390 これだけを見比べた場合、 恐らくほとんどの方は1入院60日型の¥3,600を選ばれると思います。 理由は、病院は長く入院させてくれない、平均在院日数40日を切っているなどが 選ぶ原因になっていると思われます。 そして、通算では1095日まで何度でも保障してもらえると理解されているからだと 思います。 確かに、日額を同じ1万円に揃えて保険料を見比べると 1入院の日数が短いほど安く、長い日数ほど高くなりますよね しかし、見比べ方が間違っていると思いませんか? 日額は1日分で保険料を比較していることです。 保障総額と保険料総額で比較しなければいけないのに 1日分では保障総額になりませんよね。 1入院60日の保障総額は60万円(1万円×60日) 1入院120日の保障総額は120万円(1万円×120日) 1入院730日の保障総額は730万円(1万円×730日) 60万円の保障に対して保険料が¥3,600 120万円の保障に対して保険料が¥4,290 730万円の保障に対して保険料が¥5,390 そうすると 60万円÷¥3,600=166回 120万円÷4,290=279回 730万円÷5,390=1354回 これが正しい見方です。 そうなると1入院60日の保険料は見かけは安いが 保障に対しての実質保険料負担の割合はすごく高いことが分かります。 しかし、60日型を選ぶ原因にそんなに長く入院しない。 という言葉が間違った判断の原因になっているようです。 そんなに長く入院しないと思うのであれば、反対に保険料を支払う価値がなく 長い入院でなければ医療費負担額も多くないので保険はいらないと判断すべきなんです。 *************************************** そこで本当のプロが教える見比べ方は保険料を揃えて保障総額を見比べます。 どの保障日数を選んでも保険料はあまり変わらなければあなたはどれを選びますか? ●1入院60日型の日額1万円を基準にします。 理由は、この保障を選ぶ方が一番多いからです。 保険料¥3,600 ●1入院120日型の日額は9千円 保険料¥3,861 ●1入院730日型の日額は7千円 保険料¥3,773 どれを選んでも支払う保険料はほぼ変わりません。 あなたはどの保障を選びますか? 1入院60日×日額1万円=最大60万円までの保障 1入院120日×日額9千円=最大108万円までの保障 1入院730日×日額7千円=最大511万円までの保障 恐らく、どれを選んでも支払う保険料が変わらなく 日額も3千円しか変わらなければ 万一に備えて1入院730日の日額7千円を選ばれると思います。 私が1入院730日型をお勧めしている理由は 730日も入院することがいっぱいあるからと思っているのではありません。 保険ですから、どのくらい入院するか分からないから備えるのであり 保険料を支払う限り支払う価値のある保障を選ばなければ損だからです。
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最終更新日
2010/12/26 09:07:32 PM
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