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テーマ:生命保険について(974)
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皆様 今年も残すところあと数時間になりましたね。 このブログを書いていると粉雪が舞ってきました。 いつもありきたりのことしか書く脳がない私のブログに 飽きもせず訪問して頂きまして心より御礼申し上げます。 本当に有り難うございました。 訪問者数も最近では1日に1,000人を超える日が何度かあり 驚いていると同時に、責任の重さを感じています。 私にとって今年一番のイベントは 12月に著書「医療保険にだまされるな!」を発刊できたことです。 内容は、 不払いは確信犯?ではないかと思われる節があること どのようにして不払いされる? 対処法はどうすれば良い。 医療保険の選び方 などを詳細に説明しています。 このような内容の本を出版される方はすでにこの世界で仕事をしていない方が多いと思います 私は現役です。そして、25年超この仕事を継続しています。 また、誰にも負けないと思われる契約件数のお客様がいます。 私が誇れることは、契約を頂いたお客様に見直しを勧めたことがないことです。 だから毎年、新契約です。 見直しが必要になる保険を勧めていないこと、 見直しが必要になるほど良い商品がでていないということです。 誰よりも経験(断られた経験、契約した経験)が豊富であることから 誰よりも現実を知り尽くしてしるということです。 是非、この機会に読んで頂ければ幸いです。 5つの禁句 今日は ●一生涯保障を希望することを思うと損をするです。 まず、医療保険を選ぶ基準をしっかり理解していることが重要です。 そのためには国が決めた制度、 高額療養費助成制度の内容をしっかりと把握できていなければなりません。 医療費はいくらになるか分からなくても 医療費を支払う限度が決まっている そして、その支払い限度は 収入で決まっている これが高額療養費助成制度です。 よく聞くことは ガンになったらいくらかかるか分からない? ガンになったら高額の費用になる。です。 ところが医療費を支払う限度は病名に関係ありません。 かかった医療費に対しての限度です。 だから、病名を主体に考える必要がないということです。 ここで、特約保障を追加すると損になることにも該当します 高額療養費助成制度は69歳以下の方と70歳以上の方に大別して負担限度を決めています。 70歳以上の方が医療費を負担する限度は ●¥15,000(住民税非課税世帯1に該当する方) ●¥24,600(住民税非課税世帯2に該当する方) ●¥62,100(一般世帯に該当する方) ●¥80,100(現役並みに該当する方) 年金などの収入で決まりますから 実際に負担する限度を知りたい方は最寄りの役所の保健課に確認して下さいね 医療費が1ヶ月に100万円になっても500万円になっても 1ヶ月に負担する限度は上記のいずれかになります。 そこで医療保険は入院したときに保障される日数に限度があります。 主流は1入院60日タイプ、次に120日タイプです。 1入院60日を月数に置き換えると2ヶ月の入院保障 1入院120日を月数に置き換えると4ヶ月の入院保障 ほとんどの方はこの位の入院保障があれば大丈夫だと思われます。 だから、これらの日数を選ばれる方が少なくありません ところが入院を保障される日数が60日=2ヶ月 2ヶ月の入院になって医療費を支払う限度は 下記、1ヶ月に負担する限度の2ヶ月分になります。 ●¥15,000+¥15,000=3万円 ●¥24,600+¥24,600=¥49,200円 ●¥62,100+¥62,100=¥124,200 ●約9万円+約9万円=18万円 例えば、一般世帯に該当する方は ¥124,200の医療費負担額を補うために一生涯保障が必要と考えられることになります そこで、一生涯保障してもらうために保険料の支払い総額を計算されましたか? どんな保険でも最低100万円は支払うと思います。 高い保険では300万円以上の支払いになると思います。 保障がいっぱいあるから仕方ないと思っているのです。 保障は不確定要素です。 保障がいっぱいあっても、入院したときに支払うのは¥124,200 そのために保険料を総額で300万円も支払う これって、誰が得する制度でしょうか 契約される方ではないと思います。 このようなことになる説明を研修で行わない保険会社の責任、 そして 営業が現場できちんと説明をして説明責任を果たす。 これができていないのにきちんと説明をしたと言えるでしょうか! 今は説明責任を求められます。 保険に入る前に国が決めた制度をしっかり理解しましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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