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医療保険のからくり

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2011/01/03
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カテゴリ:カテゴリ未分類





皆さん、今年はお餅をいくつ食べました?
私は実家からもらってきた餅を
お雑煮で4個、焼き餅で7個(あんこをつけて)食べました。
でも、毎年気になるのは餅を詰まらせて窒息死しないかと心配しながら食べていることです。

今日のニュースで、
お餅を食べて窒息死される方が毎年全国で1千人程いるそうです。

気を付けて下さいね。



5つの禁句
保険料が更新して上がらない払方を選ぶと損することになる。について

保険料の支払い方は
ずっと同じ額を支払い続けるのと
10年とかの期間ごとに更新して上がる払方があります。

どちらが良いかは加入目的次第ですが
医療保険においては更新して上がる払方がメリットになります。
但し、保障をいっぱいつけて最初の保険料負担(5千円以上)が高いのは論外です。



例えば 35歳男性
保障内容が日額5千円、1入院730日、手術保障、ガン診断給付金100万円

保険料が10年ごとに更新するタイプ¥1,827
10年間の支払い累計¥219,240
保険料がずっと同じ払方(終身払い)¥4,516
10年間の支払い累計¥541,920


45歳時
更新後保険料¥3,279
20年間の支払い累計¥612,720
ずっと同じ保険料¥4,516
20年間の支払い累計¥1,083,840


55歳時
更新後保険料¥6,094
30年間の支払い累計¥1,344,000
ずっと同じ保険料¥4,516
30年間の支払い累計¥1,625,760

65歳時
更新後保険料¥11,158
40年間の支払い累計¥2,682,960
ずっと同じ保険料¥4,516
40年間の支払い累計¥2,167,680

支払える期間の総額を比較すれば
更新型のほうが最後には多く支払うことになります。

ところがこの保障内容と保障条件では
保険料を支払う総額の限度があり、その限度を自分で判断しなければなりません。

この保障の限度は入院を保障される日数が1入院730日=2年です。
だから同じ2年間の入院をしたときに病院から請求される医療費負担額の累計は約132万円

従って、保険料を支払う総額は132万円よりも多く支払わないようにしなければ
この保障を選んだ意味がなくなります。


1入院730日の保障では132万円までが保険料を支払う限度
保険料を更新して上がる払方では約30年間です。
保険料が更新しない払方では292回=24年4ヶ月で同額になります。



この例では保険料が更新して上がる払方では約30年間の支払いをするメリットがあります
保険料がずっと同じ払方では24年4ヶ月の支払いメリットになります。

さらに、保障は同じですから契約者にとって保障に対して保険料負担が少ないほど
保険のメリットが得られます。だから、保険料が更新する払方のほうが得になります。



ここで、65歳以降の入院保障はどうするの?という不安、疑問がでてきます。
65歳以降は保険で保障してもらうことを考えるよりも
入院したときに医療費を実費負担するほううが得になります。
何故なら、老人医療保険が適用される年齢になれば医療費負担額の上限が下がるからです。

例えば、
更新型の保険料は¥11,158。65歳から5年間支払えば¥669,480
これだけあれば、老人医療保険制度で一般世帯に該当する方で15ヶ月分の入院費に相当します。住民税非課税世帯2に該当する方で27ヶ月分の入院費に相当します。

これだけの入院費に相当する額をわずか5年で支払います。

保険料が更新しない払方の保険料¥4,516を限度額を超えた年齢から70歳まで支払うと
10年8ヶ月分になります。¥578,048になります。
同様に一般世帯に該当する方で13ヶ月分の入院費に相当します。住民税非課税世帯2に該当する方で23ヶ月分の入院費に相当します。

これらは無駄な支払いの総額です。
また、それぞれの年金から医療費を支払えます。

保障に対しての保険料負担の限度を知る。これがすべてに繋がります。









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最終更新日  2011/01/03 03:26:18 PM
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